性同一性障害を抱えた家族の軌跡を描く、WOWOWらしい新しい形のホームドラマ!
連続ドラマW第4弾は、「自分らしく生きること」をテーマにしたオリジナルストーリー。性同一性障害を抱える主人公が、困難に直面しながらも明るく前向きに生きていく姿や、家族・友人との絆を描きました。母として、女性として、ひとりの人間として強く生きる、“昔パパだったママ”を演じるのは、演技派・戸田恵子。脚本は「巧妙が辻」など話題作を数々手がける大石静。WOWOWならではの、まったく新しいホームドラマです。
ストーリー
家族と自分のために、「母」は性同一性障害特例法改正に立ち上がった。
仁美(戸田恵子)は2人の息子を持つ母親。しかし、以前は仁史という名前の「父親」だった。性同一性障害を抱えていた仁史は、妻と離婚し性別適合手術を受け、母親として息子たちを育てていた。ある日、隣に越してきた有馬(吉田栄作)親子と一緒に、長男のリトルリーグの練習に行く。すると「仁美のこと」を知った他の父母たちが、教育上よくないとしてチームの退会を迫る。状況が分からない有馬だったが、仁美の過去を知り言葉を失う。