ぶるうかなりや

鶴橋康夫×池端俊策。テレビ界の巨匠二人が、家族本来の姿を問いかける異色のホームドラマ。

ドラマW初めてのオリジナル・ストーリーである本作は、「人にとって一番大事なものは何なのか?」をテーマにした厚みのあるホームドラマとなりました。監督は、ギャラクシー賞や民放連賞など輝かしい経歴を持つテレビ界随一の演出家・鶴橋康夫。脚本はNHK大河「太平記」など多くの話題作を手がけた池端俊策。長年テレビ界を担ってきた二人が、価値観の多様化する現代社会において葛藤する家族の姿を丹念に描いています。

ストーリー

「大事なもの」を次々と失った家族が最後に見つけたものは…?

坂部重彦(柄本明)は会社で高い評価を得ていたが、ライバル企業に情報を流してクビに。愛人のつもりでいた大場リツ(宮沢りえ)が自分を陥れた探偵とわかり、彼は二重に衝撃を受ける。一方、定職につかず同居女性のヒモ状態の息子・春也(村上淳)が、突然声を失った。重彦はリツに失声の原因調査を依頼、だが判明したのは妻(渡辺えり子)の浮気、春也の隠し子など、信じられない家族の秘密だった…。

スタッフ

監督:鶴橋康夫(「刑事たちの夏」「砦なき者」)
脚本:池端俊策(「天国への階段」「海峡を渡るバイオリン」)
プロデューサー:濱野隆(WOWOW)、田辺隆史、秦祐子

キャスト

柄本明:坂部重彦
宮沢りえ:大場リツ(森下絵海)
村上 淳:坂部春也
渡辺えり子:坂部三千代

井川遥:風見雛子
小島聖:大之木万里子
森本レオ:風見五十次