洗練されたユーモアと一級のサスペンス。崔洋一監督の娯楽アクション・エンターテインメント。
ビートたけし主演の「血と骨」で各映画賞を総なめにし、日本映画界を席巻した崔洋一監督。彼の原点のひとつともいえる、アクション・エンターテインメント作品です。かつての「探偵物語」や「遊戯シリーズ」を彷彿させる、スタイリッシュな作風は健在。不良探偵役の椎名桔平ほか、日本映画界期待の新星・石田卓也、「さくらん」で注目を集めた土屋アンナら、魅力的なキャストが集結しました。
ストーリー
不良探偵とその息子が、核爆弾争奪戦に巻き込まれる!!
すべての始まりは、六本木の再開発現場で発見された白骨死体。それは国際的武器商人の大物モーリスだった。内閣調査室の島津(松重豊)は、私立探偵の冴木涼介(椎名桔平)と息子のリュウ(石田卓也)に捜査を依頼。モーリスが持ち込んだ行方不明の小型核爆弾を手に入れるべく、国際テロ組織と中国情報部、モーリスの秘密を知る暴力組織が入り乱れて闘争を繰り広げる。はたして最後に笑うヤツは誰か?