映画

パニック・イン・ミュージアム モスクワ劇場占拠テロ事件

２００２年、チェチェン共和国の武装勢力がロシアの劇場を占拠し、大勢の観客を人質に取って祖国の独立を要求。この実話をもとに、その攻防戦を描いたロシア製サスペンス。

2002年、舞台公演の初日を迎えたロシアの劇場が、チェチェン共和国の独立派武装テロ集団によって占拠され、ロシアの閣僚も含む900人以上の観客が人質に取られる一大事件が発生。劇場を包囲したロシアの特殊部隊と武装テロ集団との間で、緊迫したにらみ合いが続くことに。この実際に起きたテロ事件をスリリングに映画化。極限状況下、武装テロ集団を相手に毅然とした態度を見せ続ける元教師のヒロインを鮮やかに演じるのは、「貴族の巣」「ヴァーリヤ！　愛の素顔」で知られるロシアの名女優I・クプチェンコ。