「徳川女系図」を皮切りに〈異常性愛路線〉を突き進み、一作ごとにエログロ度を増幅させていった石井輝男監督が、撮影さなかのゴタゴタを乗り越えて生み出した屈指の傑作。
江戸時代。江戸一番と評判の入れ墨師の名人・彫五郎には、彫秀と彫辰という2人の弟子があった。師匠の跡目を継ぎ、彫五郎の娘・お鈴と結婚するのは果たしてどちらかを巡って、彫秀と彫辰は、徳川5代将軍・綱吉上覧の入れ墨大会で、勝敗を相争うことに。薄幸な運命のもとに生まれ、売春宿に売られて苦難の人生をたどってきた若い女性・由美の肌に惚れ込んだ彫秀は、自慢の腕によりをかけた入れ墨を彼女の体に施そうと試みるが…。作品データ
- 制作年/1969
- 制作国/日本
- 内容時間/95分
- ジャンル/歴史劇/時代劇/西部劇
出演
役名 | 役者名 |
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彫秀 | 吉田輝雄 |
彫辰 | 小池朝雄 |
お鈴 | 橘ますみ |
由美 | 片山由美子 |
彫五郎 | 矢奈木邦二郎 |
ハニー | ハニー・レーヌ |
スタッフ
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監督石井輝男
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脚本掛札昌裕
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脚本石井輝男
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撮影わし尾元也
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音楽八木正生