映画

子どもが教えてくれたこと

動脈性肺高血圧症、表皮水疱症など、各自難病を患って闘病生活を送りながらも、毎日を楽しく精一杯生きている５人の子どもたちの日常を追った感動のドキュメンタリー。

難病を患った自らの幼い娘を、闘病の末に亡くした過去を持つフランスの女性ジャーナリスト、A＝D・ジュリアン。その悲劇の実体験を書き綴った著書がベストセラーを記録した彼女が、本作で映画監督業に初挑戦。動脈性肺高血圧症の9歳の少女アンブル、表皮水疱症の8歳の少年シャルル等々、さまざまな難病を患う5人の子どもたちが、病気と懸命に闘いながらも、毎日を精一杯楽しく生きている様子をいきいきと描き出して幅広い観客の共感と支持を得、フランスでは23万人を動員する異例のヒットとなった。