小津安二郎監督が、戦前以来久々に脚本家の野田高梧とのコンビを復活させるとともに、名女優・原節子と初めて組み、戦後の小津映画独特の基調を決定付けた記念すべき名作。
妻を早くに亡くし、鎌倉でひとり娘の紀子と2人暮らしの生活を長く続ける大学教授の曽宮周吉。やもめの父親を気遣ってか、紀子は27歳になったが結婚して家を出て行く気配が一向になく、周吉の妹のまさや、紀子の親友のアヤが、彼女に結婚するよう盛んにけしかけても、気のない返事をするばかり。そこで周吉は、紀子に何とか縁談を承知させようと、自分にも再婚の話が持ち上がっていて、それに乗り気でいると紀子に告げるが……。作品データ
- 制作年/1949
- 制作国/日本
- 内容時間/109分
- ジャンル/ドラマ
出演
役名 | 役者名 |
---|---|
曽宮周吉 | 笠智衆 |
曽宮紀子 | 原節子 |
田口まさ | 杉村春子 |
北川アヤ | 月丘夢路 |
田口勝義 | 青木放屁 |
服部昌一 | 宇佐美淳 |
スタッフ
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監督小津安二郎
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脚本小津安二郎
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脚本野田高梧
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撮影厚田雄春
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音楽伊藤宣二
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