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夢千代日記

夢千代日記
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吉永小百合が主演し、NHK総合テレビで放送されて好評を博したドラマを、同じく脚本・早坂暁&主演・吉永という名コンビで映画化。余命わずかなヒロインの最期を描いた。

1980年代前半、3つのシリーズが放送されたドラマの初の映画版にしてシリーズの完結編。母親の胎内にいる時に被爆し、苛酷なハンデを背負ってこの世に生まれたヒロイン夢千代。いよいよ“あと半年の命”と宣告された彼女が、それぞれ互いに不幸を抱えながらも必死に生きる人々との出会いを重ねる姿を、吉永主演の「キューポラのある街」の名匠・浦山監督が、きめ細かなタッチで描写。本作の完成後、監督は54歳で急逝し、惜しくも本作が遺作に。主演の吉永を支えた北大路欣也、樹木希林らの好演も見逃せない。

夢千代日記

吉永小百合が主演し、NHK総合テレビで放送されて好評を博したドラマを、同じく脚本・早坂暁&主演・吉永という名コンビで映画化。余命わずかなヒロインの最期を描いた。

山陰の温泉町で芸者置屋を営む女性・夢千代は広島在住の母親の胎内にいたころに被爆して原爆症を患っていたが、神戸の病院の医師から“あと半年の命”と宣告される。病院から帰る道中、夢千代は列車の窓からひとりの女性が投身自殺を図るのを偶然、目撃する。だが同じ光景を目撃した旅芸人・宗方勝は、なぜか警察への証言を拒む。その後、夢千代は、宗方が人には言えない過去を抱えることを知り、彼への愛情が芽生え始めるが……。

作品データ

  • 制作年/1985
  • 制作国/日本
  • 内容時間/129分
  • ジャンル/ドラマ

出演

役名 役者名
夢千代 吉永小百合
宗方勝 北大路欣也
菊奴 樹木希林
田中好子
名取裕子
山科東窓 浜村純

スタッフ

  • 監督
    浦山桐郎
  • 脚本
    早坂暁
  • 撮影
    安藤庄平
  • 音楽
    松村禎三

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