1月22日勝利者インタビュー マルコス・バグダティス(キプロス)
4回戦 バグダティス / ロディック 6-4, 1-6, 6-3, 6-4
質問:私はアメリカ出身のものですが、これを「ギリシャ悲劇」と名づけてもいいですか?
バグダティス:あなたがどんな風に思っているかは分からないけど、キプロスではみんなが喜ぶだろうな(笑顔)。
*バグダティスはギリシャ系キプロス人。キプロスは国家がギリシャ系政府支配地域とトルコ軍支配地域の2つに分断されている。
質問:素晴らしい時を過しましたね?
バグダティス:うん、素晴らしい時間だった。あの場にいられて最高だった。かなりいいテニスが出来た。僕のベストマッチのひとつだ。すごく嬉しい。本当に素晴らしい時を過せた。
質問:あの状況で、サービング・フォー・ザ・マッチ(ゲームを取れば試合が決まるサービスゲーム)を向かえて、特別な気分になりませんでしたか?ロディックとの対戦で、試合を決するサービスを打つ必要があったのですから。
バグダティス:冷静さを保ち続けて、ただ試合に集中して、ゲームを終わらせることが非常に大切だった。5−4でリードしていて、しかもサービング・フォー・ザ・マッチだったのに、試合を落としてしまったことが以前何度かあるから。だから冷静さを保ち続けて、いいサービスをしようと努力した。そしてそれが出来た。だからすごく嬉しいんだ。
質問:ロディック戦を制する鍵はなんだったと思いますか?
バグダティス:リターン。リターンだ。僕はリターンが得意だし、実際、彼相手にもいいリターンが出来た。それにいいスタートが出来たと思う。彼よりもサービスエースをたくさん決められたよ。だからサービスリターンがひとつの鍵だったとおもう。
質問:フォアハンドについては?
バグダティス:もちろん大切だ。今日の僕はすごくいいプレーができた。だけど試合の鍵はと言えば、リターンとサービスだ。
質問:彼はあなたのライン沿いを攻めるバッグハンドについて何の情報も持っていなかったようですね?
バグダティス:たぶんね。あれも僕のベストショットのひとつだ。僕はゲームに対応していくことが出来るし、きっと僕のほうがコート上での解決策をたくさん持っていたんだと思う。これもキーポイントかもしれない。ちょっと失礼。少しふらふらするんだ(ここでバナナを食べる)。
質問:キプロスのTV局は試合を生放送していますか?
バグダティス:うん、今試合は特別に。キプロスではみんなが噴水に飛び込んで、お祝いしているそうだよ。楽しいね。僕もその場にいたかったな。
質問:あなたのサポーターは非常に礼儀正しくもありますね。あなたや相手がサービスを始めると、声を出すのを止めますから。
バグダティス:うーん。彼らはまだテニスをよく知らないから、少しずつテニスについて勉強し始めたところだよ。彼らはサッカーだと思ってるからね(笑)……。だから彼らと話をする時にはちょっとルール解説をしたり、静かにしている必要があること、罵ったりしてはならないことを言い聞かせているよ。だんだん良くなっていくさ。彼らにとっても、テニスにとっても、僕にとってもいいことだね。
質問:彼らはどんな声援をしているんですか?翻訳してもらえますか?
バグダティス:「マルコス、白いTシャツを着たお前はクレイジーだぜ!」とか、他には「お前のために俺は歌い続けるぞ!」とかね。たくさんあったよ。覚えてないや。
-----------------------------------------------
1月22日 アンディ・ロディック(アメリカ)
4回戦 バグダティス / ロディック 6-4, 1-6, 6-3, 6-4
質問:あなたが打ち負かされてしまったのか、それともあなたが自分の試合を出来なかったのか。どちらでしょうか?
ロディック:多分、両方からちょっとずつ。わかんない。彼には敬意を払うよ。だって彼のデータを見れば、かなり見事な数字だからね。ショット直後に前へ出てくる場面なんて、すごく、すごく良かったから。分からない。多分、少しあの場で混乱してしまったんだと思う。多分、完全にはトップの状態じゃなかったんだ。
質問:再び敗退してしまったことは、どれほど辛いでしょうか?
ロディック:いつだって辛いよ。だけどテニスをやっていていいことは、いつだって次の週が待っていること。僕らがやっているのは、また4年間待たなきゃならない五輪競技とは違う。だから今現在は、楽観的になろうと努めてる。辛いし、がっかりしてはいるけどね。でも先へ進まなきゃならない。
質問:バグダティスについてはどう思いましたか?もっと上位陣に被害を与えていくことが出来ると思いますか?
ロディック:出来るよ。これからは……厳しくなるだろうけどね。もしかしたら次戦で負けるかもしれないけど、もしかしたら決勝まで駆け上がるかもしれない。僕がそう信じてもいいほど、今日はいいプレーをしていた。どうなるかはお楽しみだよ。
-----------------------------------------------
1月22日勝利者インタビュー イバン・ルビチッチ(クロアチア)
4回戦 ルビチッチ / ヨハンソン 6-2, 6-4, 6-4
質問:ここまで1セットも落としていません。今現在どんな気分でしょうか?
ルビチッチ:何セット落としたかに関わらず、準々決勝に進出できて素晴らしい。ファンタスティックな気持ちだね。すごくいいプレーが出来ていると思う。ちょっと運も良かったと思う。屋根が閉まっていたから。だけどあの場では本当に最高の気分を味わった。コートやボールが自分にとってパーフェクトであるかのような感覚だった。コンディションは最高だった。だって何が言える?かつての王者相手に、6-2,
6-4, 6-4で勝ったんだよ。素晴らしいパフォーマンスが出来たに違いないんだ。こんな風に感じてる。
質問:自分のパフォーマンスには少し驚いていますか?今までこれほどいいプレーをしたことがありますか?それともこんなにプレーはしたことがない?
ルビチッチ:驚いているかって?いや、驚いてはいない。自分はいいプレーが出来るということは分かっていた、それが実行できた。多分相手は、いいテニスが出来なかったんだと思うよ。サービスに苦しんでいたね。だけど僕らはお互いに良く知っているから、彼がどんなプレーをしてくるのかも分かっていた。それに僕自身は、彼が試合を盛り返してくるチャンスを与えないよう常に努力した。
質問:ずいぶんリラックスしているようですね。自分の思い通りのショットで勝ち上がってきたことで、かなり自信がついたからでしょうか?
ルビチッチ:今日は本当に、リラックスしない理由なんてないからね。だけど大きな自信を感じていることには、なんの秘密もない。自分に何が出来るか、自分に何が出来ないかを、僕は正確に把握している。自分の出来ないことはしない。今日は、十分なテニスができた。サービスからバックハンド、フォアハンド、ボレー、リターン、全てが完璧に機能した。だからリラックスしない理由なんてないんだよ。
質問:精神的な秘訣は?過去のグランドスラムは、あなたにとって少し高い障害でしたよね。まるで別の大会のように考えているのでしょうか?
ルビチッチ:僕にとって、状況は完全に変わったんだ。世界7位になって、対戦するほぼ全ての選手が自分よりもランキングが低い選手だ、自分のほうが有利なんだと分かっている。いいテニスをすれば、勝てるって分かってる。これが今現在とかつての大きな違い。
時々は…、去年バグダティスと第26コートでプレーした時は、風が強くて、日差しが強くて、ギリシャ人だらけで、おまけでクロアチア人もいっぱい来て、普通にプレーするのは不可能だった。あんな状況では、プレーは簡単じゃない。トップ選手たちがあんな状況でどんなプレーをするのか見てみたいものだよ。だけど、グランドスラム大会は毎回違うものなんだ。今回の僕にとっては、主要コートでプレーできたから随分楽だった。条件はかなりよかった。
質問:ロディックとやるよりもむしろ、バグダティスと対戦できるのは嬉しいですか?
ルビチッチ:実は、ロディックのほうが良かったな。だってここのところ2回倒しているから。それにこの2回は、本当にやりやすかったから。でもバグダティスとの対戦も心配はしていない。返してもらわなきゃならない借りがあるからね(笑顔)。去年の敗戦は、本当に痛かった。だからリベンジのチャンスが持てて、本当に嬉しいよ。
-----------------------------------------------
1月22日 ダニエラ・ハンチュコバ(スロバキア)
4回戦 シャラポワ / ハンチュコバ 6-4, 6-4
質問:自分のパフォーマンスや試合には、どんな評価を下しますか?
ハンチュコバ:私にもチャンスはあった、間違いない。あちこちであと数ポイント取れていたら、スコアはかなり違っていたかもしれない。第2セット3−0でリードしたとき、本当にいけると感じたの。でもその後、足を痛めたせいで、第1セットのようないい動きが出来なくなった。ボールが少し速いロングラリーでは特に。だけど同時に、彼女はすばらしかったわ。大切なポイントでの対処の仕方はすばらしかった。本当にいい試合だったと思う。
質問:それでは今大会の評価は?
ハンチュコバ:最高ね。本当にあらゆる瞬間を楽しんだ。いい思い出を胸に、家路につくことでしょうね。特にセレナ戦での思い出ね。あれは私にとって、かなりスペシャルな出来事だった。今日も、かなり接戦ができたと思う。この試合のおかげで、まだまだ練習や改善していく必要のある部分が見えてきた。出来れば次回ここに戻ってきた時は、もっとしっかり準備が出来ているようにしたいわね。
質問:シャラポワのプレーをどう思いますか?今大会優勝できるだけの十分な調子はあるでしょうか?
ハンチュコバ:予想は難しい。ここまででもすでに、何が起こるか予想もつかないような試合がたくさんあったから。でも彼女が今夜のようなプレーを続けていけば、彼女にはかなりのチャンスがあると思うわよ。
-----------------------------------------------
1月22日勝利者インタビュー リンゼイ・ダベンポート(アメリカ)
4回戦 ダベンポート / クズネツォワ 6-2, 6-4
質問:足首の状態は、最初に思っていたよりもひどいですか?現在どんな状態ですか?
ダベンポート:痛むわ。腫れている。だけどこの間は、この状態で持ちこたえられたし、大丈夫だと思っていた。それが昨日の朝起きた時に、試合後の状態とは劇的に変わっていたの。かつて足首がこんな状態になったことがないから、その時は何が起こったのか、それが何を意味するのか正確には把握できなかった。だって夜に治療して、昨日の朝起きるまでは、問題ないと思っていたんだから。だからこれから1日半は、ただ腫れが引くのを待つだけ。出来れば、少し良くなってほしいわね。
質問:どの程度心配していますか?
ダベンポート:うーん、分からない。これから診察してもらいに行くつもり。多分超音波検査かスキャンのようなものをしてもらうことになると思う。今現在、テストの状態は問題ない。ただ腫れているだけ。もし身体組織に何の問題もなければ、これから48時間、足を上げた状態にしておくわ。腫れが引いて、問題がなくなるといいけどね。
質問:(次戦の相手)エナン アルデンヌは、あなたをここで2回倒しています。あなたにとっては、これはいわゆるリベンジの時?
ダベンポート:出来たらいいわね。彼女相手には過去何回か負けている。数年前に、素晴らしい試合をしたことがあるわ。多分2、3年前だと思う。1セット目をかなりリードしていたのに、負けてしまったことを覚えてる。彼女はとにかく並外れた選手よ。彼女のキャリア序盤に対戦した時と比べたら、数年を経た彼女の成長振りは本当に目を見張るものがある。彼女は今年のシドニー大会でも好調だったわね。今大会ではほとんど彼女の試合を見ていない。ランキングに関係なく、彼女が常に恐るべき対戦相手なのは間違いない。私は極めていいプレーをしなくてはならない。100%で迎えたい。
質問:フェデラーとほとんど同じような色を身につけていますね?
ダベンポート:同じ色だと思う。実はこの間一緒に夕食をとった時、この色が何色なのか言い争いになった。私はミントグリーンだと思ったけど、彼はライムグリーンだと思ってた。私はあくまでもミントグリーンだと思って着ているのよ。
質問:マルチナ・ヒンギスに関してですが、彼女の上位進出について、女子ロッカールームではどれほどの騒ぎが起こっていますか?
ダベンポート:別のロッカールームを使っているから、私は騒ぎを聞いていない。分からない。他の選手たちがどんなことを思っているのか、実際によくわからない。私は昨日初めて彼女のプレーを見た。実に魅力的な試合だった。彼女は変わらないように見えたわね、つまり非常に高いレベルにいる。もちろんプレーレベルも復活してきたんだろうけれど、相手をやりにくい状態へ常に追いやっていた。前へ出たり、アグレッシブにいったり、ボールの方向を変えたりしてね。同じようなプレーをしていた数年前の彼女を見ているような気分だった。高いレベルの選手相手に、非常に高レベルな試合をしていた。それに彼女はドロー面でも非常に運が良かったと思うわ。
|