ワーグナー《ニーベルングの指環　第一夜＜ワルキューレ＞》

みどころ

「ラインの黄金」に続き、「シルク・ドゥ・ソレイユ」の演出等で知られるロベール・ルパージュの演出。24枚の可動板と映像プロジェクションシステムを駆使した、斬新かつ幻想的な世界が圧巻だ。

あらすじ

神々と人間の世界をまたにかけて繰り広げられる壮大な4部作の、序夜「ラインの黄金」に続く2作目。運命の恋におちるジークムントとジークリンデ、神々の長ヴォータンと“戦乙女”ブリュンヒルデの父娘愛など、人間ドラマが魅力的で単独上演も多い。

オススメのシーン

第3幕、火に包まれながら、父が娘との告別の哀しみを歌う“さらば、大胆で輝かしき娘よ”の二重唱は感涙間違いなし。

スタッフ／キャスト

【指揮】ジェイムズ・レヴァイン／【演出】ロベール・ルパージュ
【出演】ブリュンヒルデ：デボラ・ヴォイト／ヴォータン：ブリン・ターフェル／フリッカ：ステファニー・ブライズ／ジークリンデ：エヴァ＝マリア・ヴェストブルック／ジークムント：ヨナス・カウフマン／フンディング：ハンス＝ペーター・ケーニヒ