ヴェルディ《リゴレット》
みどころ
文豪ヴィクトル・ユゴーの戯曲「王はお楽しみ」を原作とし、ヴェルディの名を世界中に知らしめた傑作。舞台を16世紀のイタリアから1960年代のラスベガスに移し、マントヴァ公爵をフランク・シナトラを彷彿とさせるようなスターに設定するなど、鬼才マイケル・メイヤーの演出で話題に。Z・ルチッチ、D・ダムラウ、P・ベチャワら実力派の歌手陣が歌う名アリアにも注目。
あらすじ
道化のリゴレットは、一人娘のジルダを溺愛しているが、ジルダは相手の身分を知らずにカジノのオーナーで街のスターの公爵(デューク)に想いを寄せていた。リゴレットの毒舌に恨みを募らせていたデュークの部下たちはジルダを誘拐し、デュークは半ば強引に彼女をものにする。怒り狂うリゴレットはデュークの暗殺を企てるが、予想もしない悲劇が待ち受けていた。
スタッフ/キャスト
【指揮】ミケーレ・マリオッティ /【演出】マイケル・メイヤー
【出演】リゴレット:ジェリコ・ルチッチ /
ジルダ:ディアナ・ダムラウ /
公爵(デューク):ピョートル・ベチャワ /
スパラフチーレ:ステファン・コツァン /
マッダレーナ:オクサナ・ヴォルコヴァ /
モンテローネ:ロバート・ポマコフ