ヘンデル《ロデリンダ》

みどころ

ヘンデルの全盛期に書かれたバロックオペラの名作。第3幕では、現代最高のカウンターテナーのひとり、アンドレアス・ショルが歌う名アリア「暴君よ、生きるのだ」が登場。また、第2幕でルネ・フレミングと歌う美しい二重唱も感動的だ。METの巨大な舞台機構を活かした舞台セットが水平移動する転換場面など、スティーヴン・ワズワースの演出にも注目。

あらすじ

夫ベルタリードの訃報を嘆く王妃ロデリンダは、夫から王位を奪ったグリモアルドに結婚を迫られるが、実は生きていた王が姿を現わす…。北イタリアの王宮を舞台に、愛と裏切りが交錯する歴史絵巻。

スタッフ／キャスト

【指揮】ハリー・ビケット ／【演出】スティーヴン・ワズワース
【出演】ロデリンダ：ルネ・フレミング ／ ベルタリード：アンドレアス・ショル ／ エドゥイージェ：ステファニー・ブライズ ／ グリモアルド：ジョセフ・カイザー ／ ウヌルフォ：イェスティン・デイヴィーズ ／ ガリバルド：シェン・ヤン