注目選手[男子]| ウィンブルドンテニス2015 | テニス「WOWOW TENNIS ONLINE」 | WOWOWオンライン

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Pickup Players 注目選手

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 今年から全仏オープンとウィンブルドンの間が1週延び、3週間になった。クレーから芝へ。今まで多くの選手がこのサーフェスの切り替えに苦労した。期間が延びたことで与える影響がどうでるか。長い歴史を誇るウィンブルドンでも毎年こんな新たな楽しみが生まれることこそ、テニスが我々を惹きつける理由なのかもしれない。

■錦織が唯一8強入りしていないウィンブルドン、気になるケガの具合は?

錦織圭

錦織圭 写真:Getty Images

 ビッグ4それぞれのプライドと実力、新勢力のさらなる成長、中でも世代交代の中心を担う錦織圭の挑戦…と、ドラマの題材はいくらでもあったが、そこへ飛び込んできた錦織の左足負傷のニュース。前哨戦のハレで痛め、準決勝は途中棄権した。診断結果はふくらはぎの筋膜炎というものだが、大会前のエキシビションへの参加も表明するなど、良いニュースもある。

 錦織にとってウィンブルドンは、グランドスラムで唯一まだベスト8に到達したことがない大会だが、過去6回の出場では最初の3回で1回戦負けしたあと、3回戦、3回戦、4回戦と上向きをキープしてきた。球足の速い芝はビッグサーバーに有利であり、リターンが得意の錦織には難しいサーフェスではあるが、今年のデビスカップでカナダが用意した超高速ハードコートは見事に攻略。ツアー屈指のビッグサーバー、ミロシュ・ラオニッチを破り、「しっかり前に入って打てば、バウンドが低い分、ちょうど打ちやすい打点でとらえることができた」と話した。その感覚は芝でも生きると期待していたところだったが、錦織の決断を待つしかない。

■No.1ジョコビッチ、生涯グランドスラムは逃すも引き続き大本命

ジョコビッチ

ジョコビッチ 写真:Getty Images

 そんななか、今大会も優勝候補の本命はやはり王者ノバク・ジョコビッチ(セルビア)。ディフェンディング・チャンピオンとして3度目の優勝をかけてウィンブルドンへ乗り込む。

 先の全仏オープンではナダルの牙城を崩しながら、またも初優勝ならず。全仏の準優勝は今回が3度目だったが、クレーの王様ナダルに敗れた過去2回と異なり、優勝がほぼ確実視された中で、大きく勝ち越しているスタン・ワウリンカに敗れた今回は、よりショックは大きかったかもしれない。3週間の準備期間が少しは助けになっただろうか。グランドスラム達成は先延ばしになったが、その王座が揺らぐものでもない。今季すでに全豪と4つのマスターズシリーズのタイトルを手にしているジョコビッチは、早くもツアーファイナルの出場権を確定し、ダントツでトップを走っている。

■33歳フェデラー、18度目のグランドスラム制覇へ 勢いに乗るワウリンカにも注目

フェデラー/ワウリンカ

フェデラー 写真:Getty Images
ワウリンカ 写真:Getty Images

 昨年の決勝戦で、そのジョコビッチと大会史上に残るベストマッチを戦ったのが、今や33歳になるロジャー・フェデラー(スイス)。現役でありながらすでに〈レジェンド〉〈カリスマ〉と呼ばれる元王者は、男子史上最多のグランドスラム17回の優勝を誇るが、やはりこの人が最も映える場所は芝、すなわちウィンブルドンだろう。過去5年間に限れば優勝は2012年の1度だけだが、昨年のノバク・ジョコビッチとの決勝は〈18回目〉があると信じるに足るプレーだった。その可能性が一番高いのはこのウィンブルドンであることを誰もが知っている。2014年の初めに8位まで落としていたランキングを昨年秋に2位まで戻し、ジョコビッチとの差は大きいものの、以来その座をキープ。その華麗なプレーには年齢を感じさせない力強さも宿り、世代を問わず世界中で愛されている。

 全仏ではそのフェデラーを破り、さらに決勝でジョコビッチを破ったのが、前述のとおり、まさかのスタン・ワウリンカである。昨年の全豪オープン・チャンピオンに対して「まさかの」は失礼かもしれないが、ジョコビッチとの対戦成績がそれまで3勝17敗だったことや、今季のクレーの実績から明らかにジョコビッチが本命だった。だがあの決勝戦でもそうだったように、〈ゾーン〉に入ったときのワウリンカはパワフルかつ多彩でミスがなく、手がつけられない完璧さだ。特に世界一と称される片手打ちのバックハンドの威力は絶大。ウィンブルドンは昨年のベスト8が最高で、芝は得意なサーフェスではないが、「クレーの強者はどのサーフェスでも強い」という最近の傾向を証明するのだろうか。

■地元のマレーは2年ぶり制覇狙う 不調ナダルは芝で甦るか

マレー/ナダル

マレー 写真:Getty Images
ナダル 写真:Getty Images

 一昨年イギリス人として77年ぶりの優勝を果たしたアンディ・マレーももちろん忘れることはできない。昨年はベスト8止まりだったが、昨年のスランプを経て、今年は特にクレーで完全復活をアピール。さらにロンドンでの前哨戦も制して迎えるウィンブルドンだけに、地元の期待は高まる。昨年5月からコーチについている元女王アメリー・モレスモーは現在妊娠中でウィンブルドン前に〝産休〟に入るはずだったが計画変更、帯同することになったという。「アメリーがいるときは調子がいい」と言うマレー。ウィンブルドン・チャンピオンでもあるモレスモーのあとコーチを引き継ぐヨナス・ビヨルクマンも同行し、〈チーム・マレー〉の本気度がうかがえる。

 こうした面々にやや後れをとっているのはラファエル・ナダル。ローランギャロスではジョコビッチに敗れてベスト8に終わりナダル時代の終焉とまで囁かれている。しかし、全仏翌週のシュツットガルト大会に出場し、一番苦手だったはずの芝で今季2度目の優勝を果たした。この時期に2つしかツアータイトルを獲得していないのは18歳だった04年以来のことで、全仏後にはランキングも約10年ぶりの二桁に落ちた。ウィンブルドンは3年前から2回戦、1回戦、4回戦という不本意な結果に終わっているが、不振だったクレーシーズンを挽回できるか。その後、ロンドンではアレクサンドル・ドルゴポロフとの1回戦で敗退したが、「コートに立つのが前より楽しい」という感触が何よりの収穫だ。

■ツォンガ、ベルディヒ、同世代ワウリンカの活躍に奮起するか

ツォンガ/ベルディヒ

ツォンガ 写真:Getty Images
ベルディヒ 写真:Getty Images

 30歳のワウリンカの活躍が、まだグランドスラム優勝経験のない同世代の強者たちにインスピレーションを与えていることは間違いない。同じ30歳にはジョーウィルフライ・ツォンガ(フランス)もいる。地元のローランギャロスで2度目のベスト4入りを果たしたばかりだが、より得意としているのは芝だ。2011年から2年連続してウィンブルドンでベスト4入り。08年の全豪オープンで準優勝して以来、一度もグランドスラムのファイナルへの扉は開けていないが、フィリップ・シャトリエで錦織に勝って喜びを爆発させたツォンガが、ウィンブルドンへ持ち込む自信は大きいだろう。

 また、トマーシュ・ベルディヒ(チェコ)も今季好調。タイトルこそまだないが、今年の全豪オープンではナダルに対する連敗を17で止め、マスターズシリーズのモンテカルロ大会を含めた3大会で準優勝。全仏オープン前には自己最高の4位に浮上した。ウィンブルドンでは2010年に準優勝している。サーブと、鞭打つようなフォアの強打が持ち味の29歳の再ブレークにはまだ続きがあるだろうか。

■ベテラン、新星たちも上位を狙う

ラオニッチ/チリッチ

ラオニッチ 写真:Getty Images
チリッチ 写真:Getty Images

 新勢力にも目を向けよう。昨年のウィンブルドンで錦織を破り、グランドスラム自己最高のベスト4入りを果たしたミロシュ・ラオニッチは、錦織にとって同世代最大のライバルといえる24歳。5月に1週だけ錦織も抜いて4位に浮上した。ツアー屈指のビッグサーブだけに、ウィンブルドンとの相性はいい。心配は、全仏オープン欠場の原因となった右足手術の影響だけだ。ロンドンで約1ヶ月ぶりのツアー復帰を果たしたが、準々決勝で過去3連勝の相手ジル・シモンに敗れている。

 昨年の全米オープン決勝で錦織を破り、グランドスラム初優勝を果たした26歳のマリン・チリッチ(クロアチア)は、今季もっと注目されるはずだった。しかし、オフの間に痛めていた右肩のケガを引きずって満足にプレーすらできないシーズン前半を送り、出場しても相次ぐ早期敗退。そんな中でようやく全仏オープンでベスト16入りを果たしたが、久々の手応えをウィンブルドンにつなげることができるかどうか。ウィンブルドンでは昨年ベスト8。198cmの長身からのサーブが武器だ。

 ウィンブルドンは番狂わせの少ない大会と言われるが、それでも何が起こるかわからない。昨年ベスト8入りの快進撃を見せたニック・キリオス(オーストラリア)ら、錦織世代よりもさらに下の世代の突き上げも楽しみである。

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