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杉山愛 オリジナルコラム 愛’s EYE

第323回 楽天ジャパンオープンの見どころ

  • 2017/09/28

杉田選手にウィンブルドン準優勝のチリッチ、ティームら注目選手が目白押しです

 楽天ジャパンオープンは9月30日スタートの予選に続き、10月2日から本戦が開幕します。
 今大会の注目選手に、まず、杉田祐一選手を挙げたいと思います。今季、アンタルヤでツアー初優勝を飾るなど、今、乗りに乗っている杉田選手の母国・日本でのプレーはすごく楽しみです。

 先のデビスカップ・ワールドグループ・プレーオフでは、錦織圭、西岡良仁、ダニエル太郎の各選手が欠場した日本代表のエースとして、大活躍してくれました。使命感が強い選手ですが、楽天オープンでも気負うことなく、いいプレーをしてくれるでしょう。デ杯で示したように、日本のトップランカーとしてプレッシャーを感じるのではなく、それを力に変え、彼らしい、いいテニスを見せてくれると思います。
 有明は彼の好きな速めのハードコートです。今季はクレーでも活躍し、テニスの幅が広がりましたが、テニス的にはハードコートが一番合っているはずです。この大会で活躍し、今の目標である四大大会のシード権を目指してほしいですね。

 ケビン・アンダーソンは、先の全米オープンで四大大会初の準優勝を飾りました。楽天オープンは過去4年連続で出場し、まだ上位進出がありませんが、大きな自信を得て臨む今大会では、これまでとは違ったプレーが見られると思います。
 どちらかと言えば気持ちの優しさを持った選手という印象でしたが、今回の全米では、自分を鼓舞して気迫を表に出すという変化が見られました。今、一番勢いのある選手のプレーを楽しんでいただきたいと思います。

 マリン・チリッチ、ミロシュ・ラオニッチといった実力者、世界ランキング・トップ10の常連選手も顔をそろえます。チリッチは今年のウィンブルドンの準優勝者。ラオニッチは楽天オープンで3年連続準優勝という実績もあります。彼らはツアーの中でもマジメで、やらなくてはいけないことをしっかりとコツコツとやるタイプ。また、楽天オープンという大会を好んで、よく出場してくれているというのも両選手に共通していますね。
 ティームは14年に続く2度目の楽天オープンになります。今季は全仏でベスト4に入るなど、3年前とは比べものにならないほど力をつけていますので、成長している姿が見られると思います。特にグラウンドストローク力はトップクラスです。どちらかと言えばクレーコートが得意なプレーヤーですが、速めのハードコートへの対応力もついていると思います。

 チリッチ、ラオニッチ、アンダーソンなど大型選手の中では、ひときわ小柄なダビド・ゴファンも注目選手の一人です。昨年の楽天オープンでは準優勝でした。歯切れがよくて、テニスがスマートで、好きな選手の一人です。フットワークがよく、カウンターもある、ネットプレーもできると、なんでもできる幅の広さを持っています。見ていて引き込まれる選手の一人です。今年の全仏で足首を負傷しましたが、早く復帰できたのはよかったですね。
 錦織、西岡、スタン・ワウリンカ選手らの故障欠場は残念ですが、選手の顔ぶれを見ていると、盛りだくさんで、見どころ満載の大会になりそうです。


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★「楽天ジャパンオープンテニス」
国内で行なわれる唯一の男子テニスATPツアーの模様を連日生中継でお伝えする。杉田祐一、ダニエル太郎ら日本人選手の活躍から目が離せない!
【放送日】予選決勝/10月1日(日) ※無料放送
本戦/10月2日(月)~8日(日)連日生中継 ※第1日無料放送

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