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杉山愛 オリジナルコラム 愛’s EYE

第316回 強く印象に残るフェデラーのウインブルドン優勝

  • 2017/08/18

大きな期待の中で勝つ難しさは、相当のものだったと思います

 大会から少し時間が空いてしまいましたが、今回はウインブルドン優勝のロジャー・フェデラーについて書こうと思います。
大会のスタートから終わりまで、フェデラーの強さが際立っていました。決勝は対戦相手のマリン・チリッチが足のまめを悪化させてしまい、少し残念な形になりましたが、1回戦からすべてストレート勝ちという、完全優勝でした。

 フェデラーにとっては、単独史上最多となる8度目のウィンブルドン優勝でした。記録にも記憶にも残る圧巻の優勝で、個人的にも、彼の優勝は今大会の印象の大きな部分を占めています。
 大会時点で35歳。ここにきての、この充実度には驚かされます。記者会見では「今年、この歳でこの素晴らしい結果が得られたことは自分の予想を上回っている」と話していましたが、実際にその結果を残したわけですから、テニスの歴史上でも最強のプレーヤー、コンプリートに近い選手だなとあらためて感じました。

 それにしても、全仏までのクレーコートシーズンをスキップしてグラスコートに照準を合わせるというのは、勇気のいる決断だったと思います。しかも、このウインブルドンは関係者の間でも優勝候補の筆頭でした。全豪では、休養明けで、しばらく四大大会の優勝から遠ざかっていたこともあって、「え? フェデラー?」と、優勝候補としてフェデラーに注目していた人は限られていたと思います。ところが今回は、みんな彼が芝に懸けていることを知っていて、そのうえで「フェデラーが優勝するんじゃないか」と大きな期待を集めていました。その中で勝つ難しさは、相当のものだったと思います。

 優勝回数の記録を今大会へのモチベーションのひとつに挙げていましたが、実際、優勝が間近に見える準決勝くらいから、プレーを見ていて緊張感が感じられました。優勝した瞬間の解き放たれたような表情とリアクションは、どれだけのプレッシャーの中で戦っていたのかが私たちにもうかがえる瞬間でした。彼が周囲の期待と重圧を背負って戦うのはいつものことですが、今回は喜びもひとしおだったと思います。
 前人未踏の8回目のタイトルでしたが、彼には「8」はラッキーナンバーかもしれません。誕生日は8月8日。マネジメントを行う会社の名前も「ティーム8」。8は彼には特別な数字なのでしょう。

 優勝が決まると、カメラが家族席の子どもたちを映し出しましたが、これは心をなごませてくれましたね。彼の活躍の裏には、妻のミルカさんはじめ家族がいて、このチームがいて、というのがよくわかりました。
 「チーム一丸」と言葉で言うのは簡単ですが、フェデラーのファミリーボックスはとても雰囲気がいいのです。もちろん彼の才能があってことですが、ここにいる方々のサポートと協力なしには優勝もなかったのかもしれない、と思わされるような、素晴らしい光景でした。

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