男子はATP、女子はWTAというツアー大会が世界を股にかけて展開されているプロテニス界。選手たちは、ツアーの中でも様々なカテゴリーに分類された各大会を転戦し、より上位の大会への出場、さらにはその頂点であるグランドスラム出場、そして優勝を目指してしのぎを削っている。
ATP:アソシエーション・オブ・テニス・プロフェッショナル(Association of Tennis Professional)
男子のプロテニス選手とテニスツアーを組織している団体。
ATPワールドツアー(ATP World Tour)
ATPワールドツアー
ATPの組織下にあるテニスツアーを示す。年に4回行われるグランドスラムを頂点に、グレード別に分けられた大会が毎週世界各地で開催されている。選手は試合に出場しポイントを稼ぐことにより、よりグレードの高い大会への出場権を得る。
なお、ATPワールドツアーに本戦から出場できるポイントを有していない選手たちは、下のグレードであるITF主催のチャレンジャー・シリーズやフューチャー・シリーズに出場する事でポイントを稼ぐ必要がある。
ATPワールドツアー・マスターズ1000
年間で9大会開催され、優勝者は一律1000ポイント獲得する。開催場所はインディアンウェルズ(アメリカ)、マイアミ(アメリカ)、モンテカルロ(モナコ)、ローマ(イタリア)、マドリッド(スペイン)、トロント(カナダ)、シンシナティ(アメリカ)、上海(中国)、パリ(フランス)。
ATPワールドツアー500
年間で11大会開催され、優勝者は一律500ポイント獲得する。10月に東京・有明で開催される「ジャパン・オープン」はこのグレードに属する。
ATPワールドツアー250
2010年は40大会開催される予定。優勝者は一律250ポイント獲得する。
ATPワールドツアー・ファイナルズ
ツアー最終戦としてイギリス・ロンドンで行われる大会。ATPワールドツアー・チャンピオンの上位8人(ダブルスは上位8組)にのみ出場権が与えられ、優勝者は最大で1500ポイント獲得できる。2009年は、シングルスでニコライ・ダビデンコが優勝した。
ATPランキング(South African Airways ATP Rankings)
過去52週間に出場した上位18大会のポイントの合計で順位が決められる。一般的に「世界ランキング」と呼ばれているもので、例えば「No.1プレイヤー フェデラー」などの名称で使われる数字はこのランキングを元にしている。また、各大会のエントリーやシード決定の際にはこのシステムのランキングを適用する。
ATPワールドツアー・チャンピオン(ATP World Tour Champion)
1シーズンで獲得した上位18大会のポイントの合計で競われるレース。毎シーズン全ての選手が0ポイントからスタート。出場大会の結果によってポイントが加算される。年末にはワールドツアー・ファイナルズ」への出場資格を得られる上位8選手と、年間1位が選出される。2009年はロジャー・フェデラーが自身5回目となる「年間1位」の座を手にした。
WTA:ウィメンズ・テニス・アソシエーション(Women’s Tennis Association)
女子のプロテニス選手とテニスツアーを組織している団体。
WTAツアー(ソニーエリクソン WTA ツアー)
WTAの組織下にあるテニスツアーを示す。男子ツアーと同じく、年に4回行われるグランドスラムを頂点に、グレード別に分けられた大会が毎週世界各地で開催されている。選手は試合に出場しポイントを稼ぐことにより、よりグレードの高い大会への出場権を得る。
なおWTAツアーに本戦から出場できるポイントを有していない選手たちは、ポ下のグレードであるITF女子サーキットに出場する事でポイントを稼ぐ必要がある。
プレミア・マンダトリー(Premier Mandatory)
年間4大会開催。賞金総額は一律450万ドル。それぞれ男子ツアーと共同で催される。開催場所はインディアンウェルズ(アメリカ)、マイアミ(アメリカ)、マドリッド(スペイン)、北京(中国)。
プレミア・ファイブ(Premier 5)
年間5大会開催。賞金総額は一律200万ドル。9月に東京・有明で開催される「東レパンパシフィック・オープン」はこのグレードに属する。
プレミア(Premier)
年間10大会開催。賞金総額は一律60万ドル〜100万ドル。
インターナショナル(International)
2010年は32大会開催される予定。賞金総額は一律22万ドル。10月に大阪で開催される「HPジャパンウィメンズオープン・テニス」はこのグレードに属する。
WTAツアー・チャンピオンシップ
2つのツアー最終戦が催される。
ドーハ・カタールで開催される「ソニーエリクソン・チャンピオンシップ」は、「レース・トゥ・ソニーエリクソン・チャンピオンシップ」の上位8人(ダブルスは上位8組)にのみ出場権が与えられる。2009年のシングルスはセレナ・ウイリアムズが優勝した。賞金総額455万ドル。
インドネシア・バリ島で開催される「コモンウェルスバンク・インターナショナルトーナメント・オブ・チャンピオンズ」は、ツアーで最低1勝しており、「ソニーエリクソン・チャンピオンシップ」に出場しなかったランキング上位10選手とワイルドカードの2選手の合計12人で行われる。2009年の大会では「韓国オープン」で優勝したクルム伊達公子がワイルドカードで出場した。優勝はアラバヌ・レザイ。賞金総額60万ドル。
WTAランキングとは
過去52週に出場した上位16大会(シングルス)のポイント合計によりランキングを決定する方式。一般的に「世界ランキング」と呼ばれている。この方式は過去約1年間の成績の平均となるため、各大会のエントリーやシードの決定の際にはこのシステムのランキングを適用する。











