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Column コラム

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『500』で自身初のV3ならず。攻めの姿勢貫くもナダルに惜敗

2016/04/27

内容は悪くなかったが、ビッグ4、ビッグ5を倒すにはまだ「十分ではない」。だが、これから続くクレーシーズンに向けては収穫になった。(写真:Getty Images)

 2月にメンフィスで4連覇を達成した錦織圭に、このバルセロナでは3連覇がかかっていた。カテゴリーが『250』のメンフィスに対し、『500』のバルセロナでの3連覇にはより大きな価値がある。前の週のモンテカルロ・マスターズにトップ10のほとんどが出場する中、錦織はこのバルセロナに向けて準備を整えた。

 初戦となる2回戦でティエモ・デバッカー(オランダ)、3回戦でジェレミー・シャルディ(フランス)、準々決勝でアレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)を危なげなく倒して勝ち進み、準決勝ではこのところ嫌な2連敗を喫していた〝天敵〟ブノワ・ペール(フランス)に6-3 6-2と完璧なリベンジ。ペールの予測不可能なプレーにも惑わされることなく、苦手意識など微塵も感じさせなかった。

 1セットも失わず3連覇へ王手をかけた錦織を決勝で待っていたのはやはりあの人、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)だった。モンテカルロで4年ぶり9回目の優勝を果たし、クレーコート・キングの輝きを取り戻してきており、バルセロナでは過去に5連覇を含め8度優勝している本命だ。しかし昨年は3回戦でファビオ・フォニーニ(イタリア)に敗れ、一昨年は準々決勝で同国のニコラス・アルマグロに不覚をとっている。つまり、錦織はナダルの庭であるこの大会で、ナダルと対戦せずに過去2連覇していたということだ。「クレーでラファと試合をするのはいつもチャレンジ」と言う錦織にとって、3連覇への最後の壁がナダルだったことは、願った通りのシチュエーションだったのではないだろうか。

 これまでの対戦成績はナダルの8勝1敗。しかし、錦織唯一の勝利は昨年のモントリオールでの6-2 6-4の快勝であり、8敗のうちのひとつは勝利まであと2ゲームというところから腰痛のため逆転を許して最終的には棄権負けした2年前のマドリード・マスターズ決勝だ。インディアンウェルズの準々決勝でストレート負けはしていたものの、「8勝1敗」という数字は実力差を正確に表してはいなかっただろう。

 実際、立ち上がりから押していたのは錦織だった。第1セット第3ゲームで早くも2つのブレイクポイントを握る。しかしこれを生かせなかったもどかしさが、その後もずっとつきまとうような試合展開だった。チャンスを逃した直後の第4ゲームでブレイクを許し、すぐにブレイクバックに成功したが、第7ゲームではトリプルのブレイクポイントを生かせず、第9ゲームも40-15からデュースに持ち込みながら結局はナダルにサービスキープを許した。錦織のチャンスになるとナダルの粘り強さが光り、錦織のミスが早くなる。

「僕のアンフォーストエラーが多くて、たくさんのチャンスを逃してしまったのは確か。アグレッシブにプレーしようと思っていたので、その分ミスが増えてしまったと思う。彼が全てのポイントでプレッシャーをかけてくるので、あと1ポイント取るのが難しかった」

 第1セットは6-4でナダル。しかし、ラリーになればほとんど錦織が主導権を握り、ナダルが防戦を強いられていたことは誰の目にも明らかだった。第1セットのウィナーの数は6本のナダルに対して11本と大きく上回った。おおよそのコースは読めても身動きが取れない強烈なウィナーが、クロスへ、ダウンザラインへと突き刺さる。観客を魅了した幾多のショットと、悔やまれるアンフォーストエラーはまさに表裏一体だった。

 第2セット後半の粘りは、少なくとも前回のインディアンウェルズでの対戦や、全豪オープンやマイアミ・マスターズでのノバク・ジョコビッチ(セルビア)との対戦とも違った。1-3での第5ゲームを6度のデュースの末にキープされて勝負はあったかに思われたが、第7ゲームでブレイクバックに成功。第10ゲームではマッチポイントをしのいだが、最後にブレイクされる展開は第1セットと同じだった。

 終盤に高まるプレッシャーに負けたともとれるし、リスクを負っても攻め続けるという姿勢と決意が表れたものともとれる。いずれにしろ、まだビッグ4、ビッグ5を倒すには「十分ではない」ということだ。

「あのディフェンスを崩すのは難しかった。あれだけ打っても決められない。トップ5とやるときはもっとゆっくりとしたペースを混ぜたり、もっと辛抱強くプレーしないと勝てない」

 負けるたびに課題は見つかるが、敗れても「やり遂げた」ことがあるのは収穫だ。錦織にとってのクレー初戦は、このあとマドリード、ローマ、全仏オープンと続くクレー本番に向けて決して悲観的なものではなかっただろう。

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