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Column コラム

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ナダルに敗れるも自己最高のベスト8。耐え抜いたイズナー戦勝利は収穫

2016/03/23

苦手とするコンディションながら、この大会での自己最高成績を更新した錦織圭。今後は自身初のマスターズ優勝を期待したい。(写真:Getty Images)

 シーズン最初のマスターズシリーズの舞台はカリフォルニア州インディアンウェルズ。砂漠の中のリゾート地で、温暖な気候に加え、この地独特のリッチで瀟酒な雰囲気がある。ファンはもちろんのこと、選手にも関係者にも人気の高い大会だ。

 ただ、コンディション面では多くの選手にとって戦いやすいとはいえない。まず、空気が乾いているためにボールが飛びやすく、コントロールしにくい。昨年噴出したオフィシャルボールに対する不満はややおさまったものの、錦織圭は「重く感じるので、パワープレーヤーのほうが有利なボールという気がします。僕は基本的にあまり好きではない」と話している。最高成績は昨年のベスト16だから、薄れてきているとはいえ苦手意識は確かにある。

 4回戦で対戦したジョン・イズナー(アメリカ)は208cmの巨体から打ち下ろす超ビッグサーブが武器で、その〈パワープレーヤー〉の代表格のような選手だ。錦織は、初戦となる2回戦でミカエル・ククシュキン(カザフスタン)に6-3 6-3と快勝し、3回戦では世界ランク35位のスティーブ・ジョンソン(アメリカ)に7-6 7-6で競り勝って、この文字通りの高い壁に到達した。最速レベルでは時速230kmのファーストサーブはもちろんのこと、キックするセカンドサーブもそれに劣らないほど脅威だ。

 錦織はそのセカンドサーブに対して試合の中でも試行錯誤した。コートの中に入ってライジングでとらえようと試みたかと思うと、逆に落ちてくるところに狙いを定めてベースラインの後方いっぱいいっぱいまで下がってみたりもした。どちらかというと成功していたのは後者だろう。ファーストサーブに対してはヤマを張ったが、予測能力の高い錦織も「まったく読めなかった」と言う。ところが最後の最後で読みが的中。イズナーのマッチポイントもしのぎ、ワンチャンスを生かす勝負強さでドラマチックな幕切れを迎えた。

 リターンからの攻撃、ラリーの中でのショットの組み立てを楽しむ錦織にとっては楽しくはない試合だったが、それを乗り切った安堵、自信は大きかったはずだ。準々決勝の相手は元王者ラファエル・ナダル(スペイン)。4回戦で成長株の18歳アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に苦しめられた内容を見ても、前回の対戦で錦織が圧勝した内容を思い出しても、錦織に分があった。実際、錦織はキレ抜群の立ち上がりを見せる。イズナー戦ではなかなか披露する機会がなかった錦織らしいハイテンポの攻撃。ナダルは防戦を強いられ、錦織がポイントを重ねた。第1ゲームは2度のブレイクポイントを生かせなかったが、第3ゲームはブレイクのチャンスを逃さなかった。さらに第5ゲームでも15-40とダブルブレイクポイントを握った。

 毎ゲームでブレイクポイントを握る錦織は完全に試合の主導権を握っていたが、ネットの向こうが誰かを考えれば、ここでダメ押しのブレイクが欲しかった。それが力みになったのか、逆に気の緩みがあったのか、あるいはそんなふうには説明できないミスというものもあるだろう。特に悔やまれるのが一つ目のブレイクポイントだ。ドロップショットでナダルをネットにおびき出し、パッシングを決める絶好のチャンスでフォアがネットにかかった。二つ目もバックハンドをネットにかけ、結局ナダルがキープ。錦織いわく、この「一番悔やむゲーム」を境に流れが変わった。直後のゲームをナダルがブレイクし、錦織は最後までその流れを引き戻すことができなかった。イズナー戦を乗り切った一つの要因は、錦織自身のサーブが安定していたことだったが、ナダル戦はサーブの不調が敗因となった。相手がナダルというプレッシャーにじわじわ追い込まれていった印象だ。
「調子は悪くないけど、デ杯からの疲れも溜まっているので、しっかり体調を戻すことが一番」

 次はマイアミ。苦手のコンディションでの自己最高のベスト8は、錦織が掲げるゴールの一つであるマスターズシリーズ優勝に近づいている証拠だろう。相性のいい大会は、ここからいくつもある。

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