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杉山愛 オリジナルコラム「愛's EYE」

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第181回 フェドカップ決勝の見どころ

2014/11/07

 第181回 フェドカップ決勝の見どころ

写真:代表撮影/AP/アフロ

■単複に粒ぞろいの強豪チェコ。シングルスに実力者が並ぶドイツ

 11月8日、9日の両日、チェコとドイツによるフェドカップ・ワールドグループ決勝が行われます。チェコは過去7度の優勝を飾り、最近では12年に優勝しています。ドイツも2度優勝している強豪です。

 チェコは最近、成績が安定していて、まさにテニス王国という感じです。エースはWTAランキング4位のペトラ・クビトバ。次にランキングが高いのはルーシー・サファロバで16位、そして、世界ランク24位で、フェドカップにはまだ出場したことのないカロリーナ・プリスコバが今回代表入りしました。

 クビトバは安定感が増しています。11年にウィンブルドンで初優勝したあと、そのままトップにのぼりつめる兆しもあったのですが、案外、苦労の時間が続きました。以前はリスクのあるプレーが多く、一か八かのようなショットや「それをそこから勝負するか」というような無理のあるショット選択も目立っていましたが、最近は意図が読みとれるプレーが増えてきました。いいときと悪いときの差も激しかったのですが、安定してきたと感じます。一方で、武器の攻撃力は衰えず、フィットネスも上がっています。

 サファロバはこの9月に自己最高の世界ランキング14位を記録しました。彼女は、実際に対戦してポテンシャルの大きさを感じたし、才能の固まりという印象を受けました。フラット系のボールはとても重く感じられ、球速も、ついていくのが大変なほどでした。

 ただ、噛み合わないことも多く、安定感に欠けるところがありました。精神的にはムラがない選手ですが、技術的なところでアジャストの難しさがあったのだと思います。スイングスピードが速く、ヒッティングポイントが一瞬なので、どうしても合わないときは合わない感じになってしまい、安定感を欠く原因になっていました。

 経験とともに、精神面での成長もあったのか、今年は安定感が増してきました。コーチとのコミュニケーションもとれる選手なので、コツコツ作り上げてきたものが結果に出ているなという感じがします。

 サファロバもクビトバも、実際に対戦した時に「(将来の)トップ10入りは絶対だな」という印象を受けました。この2人がシングルスに出てくると、相手のドイツには脅威だと思います。

 ダブルスはどういう組み方でもできるのがチェコです。今回はダブルスランキング22位のルーシー・ラデッカが1年半ぶりの代表復帰。サファロバもダブルス29位の実力があり、同46位のプリスコバを含め、どう組んでも強いペアができそうです。

 また、チェコには常に優勝争いにからんでいる強みもあります。選手には決勝の緊張があって当然ですが、経験をしているのは大きいと思います。

 一方のドイツもシングルス世界ランク10位のアンジェリック・ケルバー、同17位のアンドレア・ペトコビッチ、同27位のサビーネ・リシツキ、同74位のユリア・ゲルゲスと強力な陣容です。

 ケルバーは安定感が抜群。彼女は打たれ強さもあるのですが、勝負師というか、割り切り方がすごいなと感じます。ここでやらなきゃと思ったら、そこからリスクを背負ってプレーしていきます。その思い切り、判断が素晴らしいなと感じます。

 ペトコビッチはまさにタフな選手です。特に気持ちが誰よりも強いと感じます。何度もケガで苦労して、つらい時期を過ごしたと思うのですが、だからこそ、こういう大事な舞台で大きな責任がかかってくると強い選手だと思います。彼女にはムードメーカーとしての役割も期待できます。ケルバーの成長の背景にも、ペトコビッチの精神的なサポートがあったと聞いています。明るい選手なので、フェド杯のチームには欠かせない存在だと思います。

 ドイツには、ダブル世界スランキング40位のゲルゲスと49位のペトコビッチはいるものの、ダブルスにかかったらチェコが少しだけ有利でしょう。ドイツはシングルスでできるだけ勝負したいところです。


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杉山 愛

杉山 愛
生年月日:1975年7月5日
出身:神奈川県
主な戦績:
WTAツアー最高世界ランク シングルス8位 ダブルス1位
国際公式戦勝利数:シングルス492勝 ダブルス566勝
WTAツアー:シングルス優勝回数6回
ダブルス優勝回数38回
公式戦通算試合数:1772試合(シングルスとダブルス)
グランドスラム62大会連続出場のギネス記録を持つ。

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