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TOP > ニュース > ダン・カーターに学んだ基本プレーの大切さ 世界との戦いでは自分自身のレベルアップを実感できる!

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2017.05.19:インタビュー

ダン・カーターに学んだ基本プレーの大切さ
世界との戦いでは自分自身のレベルアップを実感できる!

松井千士選手インタビュー

2019年の15人制ワールドカップと2020年東京オリンピックの7人制ラグビー。日本で開かれる2つの世界最高の大会で、ともに活躍を目指している選手の一人がサントリーサンゴリアスのウイング(WTB)、松井千士(まつい・ちひと)だ。183センチの長身と大きなストライドから生み出す50m 5秒7の圧倒的なスピードで、タッチライン沿いを疾風となって駆け抜ける。端正なマスクでもファンをトリコにする魅惑のランナーは、同志社大から今春、サントリーに加入。セブンズと15人制の二兎を追って、世界のステージへと突っ走る!

――松井選手にとって、海外ラグビーはいつ頃から、どのように見てきた存在だったのですか。

子どものころは、海外のラグビーについてはあまり意識していなかったというか、ちょっと遠い感じで見ていました。ラグビーは小学1年で始めたのですが、小学生のときはポジションがセンター(CTB)だったので、アイルランドのブライアン・オドリスコルとか、ニュージーランドのタナ・ウマンガなんかを憧れて見ていました。

ただ、当時は外国よりもっと身近な、トップリーグの選手が目標でしたね。僕の場合はやっぱり大畑大介さんです。神戸製鋼で、めちゃめちゃ速くて、トライ王になっていた頃です。大畑さんのステップやランニングスキルを見て、練習でマネしたりしていました。

海外のラグビーを目標として意識するようになったのは、高校(常翔学園)に入って、2年の時に高校日本代表に選ばれて、実際に海外のチームと対戦することになってからですね。周りにはもっと早くから意識していた選手もいたと思うけど、僕の場合は、海外と試合することが身近になってからです。

遠征に向けた合宿のときだったかに、ニュージーランドのSO(スタンドオフ)ダン・カーターのビデオクリップを見せてもらったことがあったんですが、スーパースターなのに、特別なプレーは何もしていないことに驚きました。難しいことは何もしていない。誰でも最初に教わるような基本的なプレーしかしないんだけど、ハイレベルな試合で、当たり前のプレーを当たり前にできている。基本プレーの大切さを本当に教えられた気がしたし、ウイングのポジションでも、パスを捕るときはしっかりハンズアップするとか、当たり前のプレーをしっかり意識するようになりました。

あと、最近注目しているのは、オールブラックスのウイング、ネヘ・ミルナースカッダーですね。やはり、自分がやっているポジションの選手を中心にして見てしまいます。

――松井選手は大学2年の時からセブンズ日本代表で世界と戦ってきましたね。

その頃は自分のスピードに自信があって、最初のアジアセブンズシリーズではトライも量産できました。自信を持ってワールドシリーズに行ったんですが、そこでは全然異次元のスピードで走る選手がいました。アメリカのペリー・ベイカー選手とか、南アフリカのシアベロ・シナトラ選手とか。国内で対戦する選手だったら、たいてい『このくらいなら追いつけるな』という感覚で追えるんですが、彼らは全然違った。初めて経験するスピードでした。これは工夫しないと、いくら国内では自信があっても、スピードだけでは世界では勝てない。そう痛感して、ディフェンスのテクニックをいろいろ勉強しました。

――大学3年のとき(2015年)には、エディー・ジョーンズヘッドコーチの日本代表にも招集されました。

ワールドセブンズシリーズを戦っていたときに、エディージャパンにも呼んでもらいました。出場できたのは2試合だけでしたが、ワールドカップで南アフリカに勝ったチームと2カ月を一緒に過ごせたことは勉強になりました。スキルがどう上がったというわけじゃないけれど、意識の部分、世界と戦うための自覚の部分がすごく上がったと思います。

――結果的に、ワールドカップの代表メンバーには入れませんでした。

正直いって、2015年の段階では、15人制のワールドカップはまだ自分の手の届くところではないなと感じていました。ただセブンズでは、2016年のリオデジャネイロオリンピックでメンバー入りできるかどうか、ギリギリでした。結局、最後になってバックアップメンバーに回ることになったんです。リオデジャネイロまでは行ったけれど、現地で選手村にも入れなかったんです。

そのときは悔しかったですね。でも今は、2020年の東京オリンピックのために、この経験があったんだと思っています。15人制の日本代表にも尾崎晟也(帝京大)や野口竜司(東海大)のような若い選手が入っていて、悔しい部分もあるけれど、自分は世界と戦うためにフィジカルを鍛え直す時期だと思って、サンゴリアスでじっくり鍛え直しているところです。世界で戦うなら、フィジカルで劣ってしまうと勝てないですから。

――そうしてまで世界と戦いたいというモチベーションはどこから来るのですか。

やはりワクワクする部分が大きいです。国内で試合をするのも楽しいけれど、世界のレベルで、より高いレベルで試合するのは違う充実感があるし、そこで戦う中で自分がレベルアップできると実感できる。

――WOWOWではフランスリーグTOP14を放送していて、フランス独自のスタイルが人気なのですが、セブンズでもフランスは独特なのですか。

フランスのセブンズは、調子の波のあるチームという印象がありますね。リオのときは日本が勝ったけれど、ひとつ波に乗ったらコテンパンにやられていたかもしれない。ニュージーランドにも勝ったりするチームですからね。ウイングのヴィリミ・ヴァカタワという選手は体もあってスピードがあって、決定力がすごい。でも、チームのデキに波がある分、日本の勝機もあります。こちらが先行すると、チーム内の雰囲気が悪くなって崩れてくれることがある。フランスのペースにさせないで、こっちのペースで戦うことが大切です。

松井千士選手インタビュー

――外国でプレーしたいという気持ちはありますか。

もともと、スーパーラグビーでプレーする選手になるという夢を持っていたんです。田中史朗さんと堀江翔太さんが日本人で初めてスーパーラグビーの選手になって、そこからたくさんの選手が出て行ったし、今はサンウルブズでも近い世代の選手がたくさんプレーしている。それを見ていると、自分もそこに出て行きたい、その舞台で戦いたいという気持ちになります。そのためにも、今はまずサントリーでレギュラーになって、サンウルブズにも呼んでもらって、2019年ワールドカップと2020年のオリンピック、両方で世界と戦えるように頑張ります。

――7人制と15人制の二兎を追うのは変わらないのですね。

はい。そこは変えません。難しいことは分かっているけれど、難しいことにチャレンジしているから勉強できたこともたくさんある。ここまで両方の経験を積ませてもらえたし、これからもそこはブレずに頑張っていきます!

松井千士(まつい・ちひと)

1994年11月11日、大阪市生まれ。22歳。
3歳上の兄・謙斗(豊田自動織機)の影響で、小学1年から大阪ラグビースクールでラグビーを始める。大阪市大宮中を経て常翔学園高に進み、高2で高校日本代表、高3で全国高校大会優勝。同志社大2年で7人制日本代表入りし、同3年で15人制日本代表入り。2015年4月の韓国戦で初キャップを獲得。日本代表キャップ2。2017年、同志社大を卒業しサントリーに入社。183cm、83kg。

◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆

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準々決勝:
5/19(金)深夜3:45~ RCトゥーロンvs カストル・オランピック [WOWOWプライム]
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