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TOP > ニュース > フランスリーグTOP14のプレーオフは何が起こってもおかしくない。日本代表は2003年ワールドカップから素晴らしかったよ。

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2017.05.18:インタビュー

フランスリーグTOP14のプレーオフは何が起こってもおかしくない。
日本代表は2003年ワールドカップから素晴らしかったよ。

ベルナール・ラポルト会長インタビュー

5月10日、京都には、日本で開催されるラグビーワールドカップ2019年大会のプール組分け抽選会に合わせて、世界中からラグビー界のVIPが集まっていた。京都では抽選会のほかに、ワールドラグビーの理事会など世界のラグビーを運営していくための多数の国際会議が行われていたのだ。

フランスリーグTOP14を中継しているWOWOWでは、各種の会議の合間を縫って、フランスラグビー連盟のベルナール・ラポルト会長に単独インタビューを行った。

フランス代表ヘッドコーチとして2度のワールドカップを戦い、RCトゥーロンのヘッドコーチとしてフランスリーグTOP14で黄金時代を築き、昨年12月にはフランスラグビー連盟会長に就任。さらにワールドラグビーの理事にも推薦された世界ラグビーのキーマンは、現在のフランスラグビーそしてTOP14をどう見ているのか--。

―フランスリーグTOP14は「世界のラグビーで最も成功しているリーグ」と言われます。

そうだね。確かに、最も成功している大会という表現は当たっていると思う。成功した理由は、やっぱり世界最高の選手が世界中からたくさんやってきたからだ。ニュージーランドやオーストラリア、南アフリカ、イングランドやウェールズからもね。それによって、リーグそのものの知名度も上がったし、たくさんの人が試合を見たいと考えるようになって、人気も上がったんだ。

―今シーズン(16-17シーズン)はリーグ戦が終了しましたが、ラ・ロシェルが1位となりました。この結果の感想をお願いします。

すごかったね。ラ・ロシェルがTOP14の1位になるなんて誰も想像していなかったよね。ただ、今のシステムではリーグ戦で1位になっても、プレーオフで勝たないと価値がない。準決勝と決勝を勝ち抜いて初めてチャンピオンになれるんだ。

僕自身は、このトーナメントルールには反対なんだ。リーグ戦を戦って1位になったチームが本当のチャンピオンだと思っている。個人的な意見だけどね。だから、今シーズン、ラ・ロシェルが成し遂げたことは本当に素晴らしいと思う。ブラボーと言ってあげたい。プレーオフでも最高の結果を出してくれることを祈っているよ。

―プレーオフには、1位のラ・ロシェルから6位のラシン92までの6チームが出場します。展開を予想していただけますか。

わからないよ。それに、個人的な意見は言えないな(笑)。

最初の準々決勝は4位のRCトゥーロンと5位のカストル・オランピック、3位のモンペリエと6位のラシン92が戦って、勝ったチームはそれぞれ1位のラ・ロシェル、2位のクレルモン・オーヴェルニュと準決勝を戦うわけだ。プレーオフでは何が起こってもおかしくない。

―サプライズが起こりそうですか?

サプライズというよりも、この6チームすべてに優勝するチャンスがあるということだ。1位と6位の間に力の差はほとんどないことも分かっている。1位のラ・ロシェルにチャンピオンになれる可能性があるのと同じように、6位のラシン92にもチャンピオンになれる可能性があるんだ。

―差はほとんどないということですか。

そうだね。差はほとんどないね。これはいつものことだ。あえて予想すれば、やるべきことを徹底して貫けたチームが勝つということだろうね。

―昨シーズンまでラポルトさんが指揮していたRCトゥーロンは4位でリーグ戦を終えました。この成績についてどう受け止めていますか。

不安定なシーズンだったね。ヘッドコーチが何度も変わった。でも、クレルモン・オーヴェルニュとのヨーロピアンラグビーチャンピオンズカップ準々決勝で負けてから(9-29で敗戦。4月2日 @クレルモン=フェラン)、リズムを取り戻したかな。RCトゥーロンの選手たちにとっては、もう目指すものはTOP14のタイトルしかないから集中できる。実際、そのあとの1カ月は前よりもゲームの内容がよくなっていると思う。RCトゥーロンも優勝候補に十分入っていると思うよ。

―ラポルトさん自身は日本のラグビーについてどんな印象をお持ちですか? 2003年のワールドカップでは1次リーグで対戦しました。フランスが51‐29で勝ちましたね。

あれは素晴らしい思い出だよ。あの時すでに、日本は私の予想をはるかに超えた優れたレベルのチームで、素晴らしいプレーをたくさん見せてくれた。私のラグビーキャリアの中でも忘れられない試合のひとつだよ。そして2015年のイングランド大会では、本当に大会で一番のサプライズを起こしてくれた。もちろん、南アフリカを破ったことは誰をも驚かせた最大の事件だったけれど、それだけじゃない。ワールドカップ全体を通じて日本チームは素晴らしいパフォーマンスを見せて、素晴らしい結果を重ねてみせたからね。

だから、僕が日本のラグビーに期待するのは、これからもこの進歩を続けること。なぜなら、世界のラグビーは、強い日本代表を必要としているからだ。アジアに強いチームがいることで、世界のラグビーはより魅力的になるし、それは必要なこと。応援しているよ。

―2019年のワールドカップで、日本はどこまで勝ち進むと予想しますか。

それは分からないよ(笑)。まず、組み合わせがどうなるかに期待している(インタビューは抽選の前に収録)。でも、目標はまず準々決勝に進むことだよね。それが達成できれば、日本にとって素晴らしいワールドカップになると思う。

―フランス代表はどうなるでしょう。

まず、この前のワールドカップ(プール戦ではアイルランドに敗れ2位、準々決勝でニュージーランドに13-62で敗退)より良い結果を出さなきゃいけない(笑)。あとは、なるべく先のところまで行くことだね。フランス代表のイメージを早く回復させないと。フランス代表はもう長いこと勝っていないからね。シックス・ネーションズでも、優勝は2010年が最後だ。

だから2019年のワールドカップは我々フランス代表にとってとても重要な大会だ。最優先だと考えている。そこで結果を出すために、今はいろいろなプログラムを立てて取り組んでいるところだ。選手だけでなく、スタッフについてもパフォーマンスを上げていく。そうだね、2019年は僕らにとっては最優先で取り組むべき目標だ。素晴らしいワールドカップになることを期待しているよ。

―名誉挽回の大会ということですか。

そうだね。2015年のことを考えると、当然取り返さなきゃいけないことがある。状況が違い、選手も異なっているとはいえ、フランス代表は名誉を取り戻さなければいけない。世界のラグビーではもう何年にもわたって、フランスの影が薄くなっているからね。

―2019年の優勝候補はどこだと思いますか。

まあ、候補を挙げるならニュージーランドだよね。ロジカルに考えればそうなると思う。イングランドも強いし、オーストラリアも手ごわい。だけど、チャンピオンチームは今もそこにいる。悔しいけどね。相変わらず素晴らしいパフォーマンスを見せている。何歩か先を行っている。だけど、ワールドカップは何が起こるか分からない大会だ。決勝トーナメントは準々決勝、準決勝、決勝と3試合を勝ち抜かなければならない。うまくいかないこともいろいろ起こる、難しい大会なんだ。何が起きてもおかしくないよ。

―その次の2023年は、フランスがホスト国として開催を招致していますね。

そうだね。このプランは僕らを熱狂させているね。もともとは、僕の前の会長だったピエール・カムーのときに言い出したことだけど、準備は遅れていた。僕が会長になった去年の12月まで、手をあげた以外のことは何もなされていなくて、申請の締め切りまでは5カ月しかなかった。だからたくさん働いたよ。普通だったら3年くらいかけてやるような作業を5カ月でやったんだ。この作業をしたチームはとてもパフォーマンスの高いチームだった。おかげで、しっかりとした、他の国に対して競争力のある開催申請書ができあがった。6月1日にワールドラグビーに提出する予定だ。

―2023年大会では、ラポルトさんのワインがオフィシャルワインになるのでしょうか?

いやいや、そんなことは考えていないよ(笑)

―フランスのラグビースタイルはこれから変わっていくのでしょうか。

大きな変化はないと思う。今の方向で進んでいくんじゃないかな。2015年ワールドカップのあと、フランス代表はギー・ノヴェスがヘッドコーチになって、良い仕事をしてくれている。今はまだ、結果が出ていないとしてもだ。これからも進歩し続けることを期待している。それはつまり、勝ち続けることだ。今のフランス代表は強いモチベーションを持っていろいろなことを改善しているし、魅力的なプレーをしているけれど、まだシックス・ネーションズでも優勝していない。今のフランス代表には結果を出すことが必要だ。

ベルナール・ラポルト会長インタビュー

―個人的に期待している選手はいますか。

そうだね、期待しているのはSH(スクラムハーフ)のバティスト・サランだね。彼はスクラムハーフのほかにSO(スタンドオフ)もできる。フランス代表には1年前に入ってきたけれど、期待が持てるし、チームの中でも人気者だね。彼に限らず、若い選手がどんどん出てきているのが今のフランス代表のいいところだ。

―2019年のワールドカップでは日本との対戦を望みますか?

いや、それは特に望んでいないよ。日本はレベルが上がっているし、モチベーションも高い。そんな相手と、相手のホームで戦うのは簡単じゃないからね。でも、あとちょっとで抽選が行われるからね。フランスとしては、同じ組になるのは避けたいな(笑)。

―2011年の東日本大震災の際は、フランスラグビー連盟、各クラブがたくさんの支援をしてくれました。日本の多くの人が深く感謝しています。

それまでもフランスと日本の両国がラグビーを通じて親しい関係を築いていたからこそ、すぐにそういう行動に移れたんだと思う。そういうことがあって、次のワールドカップが日本で開催される。日本で開かれるワールドカップを戦うことを、僕も楽しみにしているよ。

ベルナール・ラポルト

1964年7月1日、フランス・ロデ生まれ、52歳。
現役時代はボルドー・ベグルでSHとしてプレー。引退後の1996年、スタッド・フランセのヘッドコーチに就任。3部に低迷していたチームを3年でフランスリーグ優勝に導くと、1999年ワールドカップ終了後、代表歴はないながらフランス代表ヘッドコーチに就任。2002年にシックス・ネーションズでグランドスラム(5戦全勝優勝)を達成し、IRB(現在のワールドラグビー)最優秀監督賞を受賞。2003年ワールドカップでは4位。2007年ワールドカップでも引き続き指揮を執り、準々決勝でニュージーランドを撃破するが準決勝でイングランド、3位決定戦でアルゼンチンに敗れ4位。退任後はフランスのスポーツ省副大臣を2年間務める。2011年、RCトゥーロンのヘッドコーチとして現場に復帰。2016年まで指揮を執り、最強軍団を作り上げた。

◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆

★「ラグビー フランスリーグ TOP14」

5/19(金)いよいよプレーオフ開幕!全5試合生中継でお届け!

準々決勝:
5/19(金)深夜3:45~ RCトゥーロンvs カストル・オランピック [WOWOWプライム]
5/20(土)夜11:50~ モンペリエ vs ラシン92 [WOWOWプライム]

準決勝:5/26(金)深夜3:45~、5/27(土)深夜0:45~ [WOWOWライブ]
決勝:6/4(日)深夜3:30~ [WOWOWプライム]

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