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2017.05.02:インタビュー

オールブラックスから基本プレーの精度の大切さを教わり、U21ワールドカップのイングランドからは国際試合の激しさを学んだ

青木佑輔インタビュー<ラグビー世界挑戦の系譜>

青木佑輔選手(HO/フッカー)は日本ラグビーの最前線を走ってきた一人だ。早大-サントリーサンゴリアスと日本ラグビーのエリートコースを走り、正確無比なセットプレーとコミュニケーション能力で所属チームを何度も優勝へと導き、昨季は33歳にして、シーズン17試合中15試合に出場し、シーズン全勝、トップリーグ&日本選手権の2冠制覇に大きく貢献した。ワールドカップには2007年はバックアップメンバー、2011年は正式なメンバーとして出場。日本ラグビーを引っ張ってきたフッカーが語る世界ラグビーからの学び、そして挑戦とは――。

――青木さんが外国のラグビーを見るようになったのはいつ頃からですか。

意識して見るようになったのは日本代表に選ばれてからです。ヘッドコーチのJK(ジョン・カーワン=元日本代表ヘッドコーチ)が、オールブラックスのHOケビン・メアラム選手のビデオクリップを渡してくれたんです。メアラム選手は181センチ109キロ、インターナショナルのフォワードとしては小柄な方ですが、体の小さな日本人が外国の代表と戦う上で、何をしなきゃいけないかのヒントがそこにあると。それからメアラム選手のビデオクリップをじっくり見たんですが、タックルは必ず低くヒットしていたり、自分がボールキャリアーのときはコンタクトするときに少し相手の芯をずらしたり、それまで日本でも言われていたことなんですが、そういう基本をしっかり遂行していました。しかもワークレートを上げるための動きも工夫している。だからオールブラックスで132キャップ、スーパーラグビーのブルーズでも何度も優勝に貢献したんですね。その動きをお手本にして練習しました。

――セットプレーはいかがでしたか。

2011年ワールドカップのオールブラックス戦で、ちょうどトイメンでメアラム選手と対戦したんです。セットプレー、特にスクラムは、それぞれのチームの組み方があるのですが、このときは日本代表もニュージーランドのコーチにスクラムを指導されていたので、まったく同じスタイルのスクラムだったんです。だけど、実際にワールドカップでオールブラックスと組んで、日本はマネをしていただけだと思い知りました。スクラムでヒットした瞬間、日本はバランスを取るために足を何歩かバタバタ動かしてしまうんですが、オールブラックスは当たった瞬間から足が微動だにしないんです。1人1人の精度が高いんですね。そして、当たった瞬間から、スクラムの後ろ5人の体重がガツーンとこっちに伝わってくる。やっていることは当たり前のことばかりなんですが、精度が全然違うし、パワーも結束力も違う。

――オールブラックスの底力、奥深さを感じますね。

僕は小さい頃『オールブラックスになりたい』なんて思ってたんですよ(笑)。子どものころ、電池のCMで、オールブラックスが電池とスクラムを押し合う場面があったんです。ラグビーといえばオールブラックス、という印象が強烈に刷り込まれました。あとは試合前のハカ(ウォークライ)がカッコ良くて、憧れていたんです。でも実際に戦ってみたら、憧れていた以上に凄かったな、とう印象を持ちました。

青木佑輔選手インタビュー

――青木選手は2007年のワールドカップフランス大会にはバックアップメンバーとして、2011年のニュージーランド大会には正式なメンバーとして参加していますね。

フランス大会は1試合も出られなかったし、個人的には悔しい思いだけでした。ワールドカップの試合がどんなものなのかは、実際に戦っていないから分かりません。

ただ、ワールドカップの場に居合わせることができたのは貴重な経験でした。試合会場の周りでは、試合の何時間も前からファンが大勢集まって、ビールやワインを飲みながら試合に向けて盛り上がっている。試合会場に向かうバスには、前後左右に警察の白バイやパトカーが護衛について、赤信号もノンストップで走って、バスがあっという間にスタジアムに着いてしまう。大きい町では、ヘリが空から護衛しているときもありました。ただ、バスに乗れたのは正式なメンバーだけで、僕らバックアップメンバーはその恩恵にはあずかれなかった。メンバーが羨ましかったし、悔しかった。でも、若いときにその経験を積めたことは、それからの自分にすごく繋がったと思います。

――それが次の2011年ワールドカップでのメンバー入りにつながったのですね。

僕の初めてのテストマッチは2007年の韓国戦だったんですが、そのときからテストマッチの重みはずっと感じていました。試合前のナショナルアンセム(国歌吹奏)で『君が代』を歌うのもカッコイイと思ったし、国を背負って戦うんだと実感できるのは特別な感覚がありました。その前は、2003年にイングランドで開かれたU21のワールドカップも印象深いです。特に地元のイングランドと対戦したときは、相手にすごい気迫があったし、試合にかける思いがものすごく伝わってきた。そのとき、国際試合はそういうものなんだ、相手を叩きつぶしてやろうという荒々しい気持ちが大切なんだと学びました。高校3年の終わりのときはU19日本代表で出場した世界ジュニア選手権でも外国とは対戦していたんですが、世界大会で世界のトップ国と対戦したのは初めてでしたから。

青木佑輔選手インタビュー

――2019年には日本でワールドカップが開かれます。青木さんはどのようにそこに関わりたいと考えていますか。

日本でやるワールドカップなんて、一生に一度でしょうからね。自分も現役である以上、そこに出場して活躍することを目指して努力しようと思っています。そして、もしも自分がそこに出られなくても、チームから一人でも多くの日本代表が出るように、チームの中で切磋琢磨することで貢献したいし、ワールドカップに出るチームメートがより力を発揮できるようにサポートしていきたいです。

青木佑輔(あおき・ゆうすけ)

1983年6月19日生まれ。東京都町田市出身。小学4年のとき、多摩ラグビースクールでラグビーを始め、西東京ラグビースクールで中学までプレー。国学院久我山高に進み、2001年度主将を務める。同校3年のときU19日本代表に選ばれ世界ジュニア選手権出場。
2002年早大に進学し、1年から公式戦出場。同年、U21日本代表に選ばれU21ワールドカップ出場。大学3、4年では主力として大学選手権連覇に貢献した。
早大卒業後はサントリーに進み、2007年の韓国戦で日本代表入り。ワールドカップは2007年フランス大会でバックアップ、2011年ニュージーランド大会でニュージーランド戦に出場した。日本代表キャップ30。トップリーグでは2008年度、2011年度、2012年度、2016年度の優勝に貢献。2006、2008、2012年度トップリーグベストフィフティーン受賞。176センチ97キロ。

◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆

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準決勝:5/26(金)、27(土)
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