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2017.04.14:インタビュー

高校、大学時代はウマンガやスミス、マコウをマネしてました 今はフランスリーグのスクラムへのこだわりを勉強しています

佐々木 隆道インタビュー<ラグビー世界挑戦の系譜>

日本ラグビー界のトップランナーとして走り続けているのが佐々木隆道だ。大阪・啓光学園-早稲田大-サントリーサンゴリアスと名門チームを渡り歩き、キャプテンを務め、すべてのカテゴリーで日本一を経験。日本代表でも2007年ワールドカップの初戦、オーストラリア戦でキャプテンを務めた。日本ラグビーのメインストリームを走り続け、33歳の今はトップリーグ昇格を目指す日野自動車レッドドルフィンズで楕円球を追い続けるカリスマキャプテンは、世界のラグビーをどう見つめてきたのか?

――佐々木さんは海外のラグビーを見るようになったのはいつ頃からですか?

初めは啓光学園の1年生のときですね。記虎先生(監督)が『オールブラックスはこういうことしてるんや、すごいやろ』とスーパー12やトライネーションズ(現 ザ・ラグビーチャンピオンシップ)のビデオを持ってきて、1試合丸々見るというミーティングをやったりしたんです。でも当時は、ラグビーを深く考えたりしていなかったんで『クリスチャン・カレンは速えなあ』とか『タナ・ウマンガの髪形かっこええなあ』とか、考えてたのはそんなことくらいでした(笑)。

※クリスチャン・カレン・・・元ニュージーランド代表FB(フルバック)。テストマッチ通算46トライは世界歴代9位。

※タナ・ウマンガ・・・ドレッドヘアがトレードマークの元ニュージーランド代表CTB/WTB(センター/ウイング)。

――当時好きだったチームや選手は誰かいましたか。

スーパー12のハリケーンズが好きでしたね。パワフルでスキルフルで、バックスには速い選手が揃っていた。『このステップを次の練習に取り入れてみよう』とか『次はこんなすごいドミネート(圧倒する)タックルを決めてやろう』とか、刺激を受けていました。やっぱりウマンガが好きだったんです。僕はFWだったけど、ウマンガはスキルフルで激しくて、あの髪形もホントはマネしたいと思ってたくらいなんです。できなかったけど。今ですか? さすがにもう歳ですから、そこまでは(笑)。

――その後、高校日本代表、早稲田、サントリーと、外国の選手に触れる機会も増えていきましたよね。

早稲田に入った頃から、世界のフランカー(FL)の選手の映像を見るようになりました。ジョージ・スミス(元オーストラリア代表)やリッチー・マコウ(元ニュージーランド代表)のプレーをビデオで研究して、一生懸命マネしようとした時代がありましたね。そのあと、サントリーに入って6年目の2011年にジョージ・スミスが来た。彼と出会ったことで、自分のラグビー観、フランカー観はまた変わりました。ひとつひとつのプレーだけでなく、所作ひとつひとつ、普通のことすべての質が違うんですよ、ジョージは。たとえば、地面から立ち上がる動作ひとつ取っても、僕らは『どっこいしょ』って感じだけど、ジョージは『スッ』と立つ。ワンモーションで、力みがなくて、スムーズ。体の使い方から違うんですね。一緒にいる時間すべてが勉強になりました。ジャッカル(タックルしてボールを奪うプレー)に入るタイミングとか、フランカーとしてどんなプレーを大事にするべきか。本当にたくさんのことを学びました。

――佐々木さんは各カテゴリーで世界と戦って、2007年にはワールドカップ初戦のオーストラリア戦で日本代表のキャプテンも務めました。

外国のチームと日の丸を背負って日本の代表として戦う。これは本当に、全身全霊をかけて戦える時間でした。特にワールドカップでキャプテンを務めたのは、本当に貴重な体験でした。今思えば自分の力が足りなかったかもしれないけれど、この経験を次の世代に伝えていきたいですね。僕は勝つための準備をして臨んだつもりだったけれど、本気で勝ちに行く、勝てると信じてプレーするところまではいけてなかった。これからコーチになったとき、選手をそういう状態にしてから送りだしてあげたいと思っています。

――佐々木さんがキャプテンを務めたのはフランス大会でしたが、どんな印象ですか?。

フランスへ行ったのは初めてでした。スタジアムの雰囲気から何から、自分の持っていたラグビー観が覆されましたね。スタジアムでは始終音楽が鳴っていて、プレーの合間には手拍子が起こる。異質でしたね。そのときはワールドカップだから特別なのか、普段もそうなのかも分からなかったけど、そのあとでフランスリーグの試合を見るようになったら、いつもそうなんですね(笑)。

――そのフランスリーグTOP14に五郎丸選手が挑戦しています。

あそこでプレーできるなんてエエなあ、という羨ましい気持ちと、日本の代表として頑張って欲しいという気持ちと、両方ありますね。フランスには世界中のスター選手が集まっている。みんなフィジカルが強くて、バックスだったらみんな足は速い、キックは上手くてハイボールにも強い、という選手ばかりですからね。特にRCトゥーロンは(笑)。

――佐々木さんは海外のラグビー、フランスのラグビーをテレビで見るとき、どういうところを注目していますか。

今はスクラムとラインアウトばかり見ています。特にフランスリーグTOP14はスクラムへのこだわりがすごい。各チーム少しずつ組み方が違っているんです。特に注目しているのはFW第1列、プロップ(PR)のシェイプ(姿勢)ですね。背中がすっと伸びているか。背中が伸びていれば後ろの選手の押しをしっかり相手に伝えられますからね。膝の高さは選手によって違うんですが、大事なのはシェイプを保つこと。互いに押し合っている中で、どの選手が我慢できるか、誰が我慢できずに崩れてしまったのかをじっくり見ています。

ラインアウトは、ジャンパーが跳ぶときに支えるリフターが、ジャンパーを持つ位置の高さに注目しています。身長の高さはどうにもならないけれど、そこは練習すればできることですからね。

佐々木隆道選手インタビュー

――佐々木さん自身の、これからの目標は。

プレーヤーとしては、日野自動車をトップリーグの上位まで引き上げることに貢献したい。同時に、後輩たちがどんどん力をつけていって、僕が試合に出られなくなってしまうのが理想です。今は出し惜しみせず、持っているもの、経験したことをすべて後輩たちに伝えているところです。もちろん自分が試合に出て活躍したい気持ちはあるし、良い意味で彼らの前に壁となって立ちはだかりながら、彼らの成長を促したい。2019年に向けて、日野自動車がトップリーグに上がるだけでなく、ここから日本代表、サンウルブズで活躍する選手を送りだしていきたいです。

でも、サンウルブズでプレーできる選手たちは羨ましいです。生まれるのが早すぎたかな。でも、大野均さんも38歳でサンウルブズに入っているし、僕もいつ呼ばれてもいいように、しっかり準備しておきます(笑)。

佐々木隆道(ささき・たかみち)

1983年10月30日、大阪府大阪市生まれ。33歳。新生野中1年でラグビーを始め、啓光学園高3年で主将として全国制覇。早大に進んでも1年から活躍し、4年間で3度の大学選手権優勝を経験。2007年、ジョン・カーワンHCのもとで日本代表入りし、香港戦で初キャップ。同年のワールドカップフランス大会オーストラリア戦では主将を務めた。代表キャップ13。サントリーでは2007年度にトップリーグ優勝。2016年日野自動車に移籍。184cm、101kg。

◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆

★「ラグビー フランスリーグ TOP14」

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