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TOP > ニュース > デビュー戦、五郎丸とバスタローのハグする姿に、31歳のスクラムハーフの胸に新たな炎が燃え上がった!

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2017.01.27:ニュース

デビュー戦、五郎丸とバスタローのハグする姿に、
31歳のスクラムハーフの胸に新たな炎が燃え上がった!

矢富勇毅インタビュー<ラグビー世界挑戦の系譜>

五郎丸歩選手のフランスでのプレーを、特別な思いで見つめいている一人が矢富勇毅だ。早大―ヤマハ発動機ジュビロ、日本代表を通じて五郎丸選手の1年先輩としてともにプレーし続けてきた矢富選手のポジションはSH(スクラムハーフ)。フランスでは「王様」と形容されるポジションでプレーしているだけに、フランスラグビーへの思いはもともと強かったという。五郎丸選手の活躍に闘志をかき立てられている31歳のSHの思いとは。

――矢富さんが海外のラグビーに関心を持ち始めたのはいつ頃からですか。

海外のラグビーを本格的に見始めたのは、大学生のときですね。僕は高校時代はセンターやフランカーをしていて、大学に入ってからSHに転向したので、早大の監督だった清宮さんに「上手いハーフのプレーを見ろ」とアドバイスされたのがきっかけでした。たぶん清宮さんは覚えてないと思いますけど(笑)。

最初に見たのはスーパーラグビーです。当時強かったクルセイダーズのジャスティン・マーシャルをよく見ました。その後、フランスのラグビーをよく見るようになりましたね。当時はコンテンツも少なかったんですが。

――コンテンツが少ない中でもフランスに興味を持ったのですね。

大学3年の時に日本代表に呼ばれたんですが、そのときのヘッドコーチがフランス人のジャン=ピエール・エリサルドだったんですが、そのちょっと前からフランスのラグビーに興味を持ちはじめていたんです。フランスのラグビーでは9番(スクラムハーフ)が中心だということが確立されていて、ゲームメークをして、キッカーを務めて、キャプテンもやるケースが多い。そういうこともあって、フランスへの憧れがありましたね。

――フランスの試合を実際にごらんになったのは。

生で1回見たことがあるんですよ。日本代表のフランス合宿に行ったときだったと思うけど、リーグ戦かカップ戦の決勝があって、見に行ったんです。確か、エリサルドさんの息子(ジャン=バティスト・エリサルド、2007年ワールドカップフランス代表SH)が出ていました。そのとき初めてフランスの試合を実際に見て、本当にSHが中心になってボールを動かしていることが分かりました。キックにせよパスにせよ、ボールの動かし方も、オフロードを使ったり、創造性のある、本当にワクワクするようなプレーが多い。それまで『ヨーロッパのラグビーは手堅い』というイメージがあったけど、フランスは才能を存分に使った、ひらめきを使ったラグビーをしていたな、という印象でした。好きだったし、憧れましたね。

デビュー戦、五郎丸とバスタローのハグする姿に、31歳のスクラムハーフの胸に新たな炎が燃え上がった!

――今季はWOWOWでTOP14の試合を日本でも見られるようになりました。

はい、見てます(笑)。今年のTOP14を見て、思った以上にゲームのスピードが速くなっている、という印象を持ちました。キックが多いというイメージがあったんですが、実際はスピーディーにボールを展開していていましたね。キックも使うけれど、攻撃的なキックが多い。コンタクトも強いし、一人一人の激しさもあるし、見ているだけで、タフなリーグだなあと感じます。南半球の選手もたくさん入っているし、その影響を感じますね。

――五郎丸選手のフランスでのデビューはどうご覧になりましたか。

初めて出たリヨン戦、後半の途中でピッチに入ってすぐにCTB(センター)のマチュー・バスタローとハグしたのを見て『スゲエな』と(笑)。単純に『あのメンバーとハグかよ』と。凄いと思いました。マア・ノヌーとか、ドリュー・ミッチェルとか、そうそうたるメンバーが並ぶ中で、ずっと一緒にラグビーしてきた仲間の五郎丸が出場している。それだけで感動したし、内容がどうこうよりも、ひとりのファン目線で見てました(笑)うらやましいな、楽しそうだな…と。

――ヨーロッパが近くなった感じですね。

僕もあそこでやりたいなと思いました。もともと、ヨーロッパへのあこがれがずっとあったんです。自分自身のスタイルもヨーロッパに向いてるんじゃないかなという思いもあった。だから単純に、五郎丸のことをうらやましいな、自分も行きたいな、と感じたんですね。年齢はもう30歳を過ぎているけれど、可能性がある限りそこを目指していきたいと改めて思いました。もともとヨーロッパで、それもフランスでやることは、僕自身目標にしていたことなんです。

――ヨーロッパの中でも特にフランスなんですね。

 

デビュー戦、五郎丸とバスタローのハグする姿に、31歳のスクラムハーフの胸に新たな炎が燃え上がった!

そもそも、1999年に村田亙さんがフランスへ行ったことが、フランスにあこがれたきっかけなんです。当時『ラグビーマガジン』に亙さんの日記が連載されていて、デビュー戦でペナルティキックから速攻で初トライを決めたとか、そういう記事をワクワクして読んでいたんです。当時は文章で読むしかなかったけれど、亙さんが日本人SHが海外で、それもフランスで活躍できる可能性を体現してくれたわけですから。自分自身、実際に行けるかどうかは分からないけれど、目標として持って、これからのラグビー人生に取り組んでいきたいです。

矢富勇毅

1985年2月16日、京都市生まれ。中1のとき西陵中でラグビーを始める。京都成章高から早大に進み、早大3年で日本代表入り。同4年の2006年4月、ワールドカップアジア予選兼アジア3カ国対抗(当時)の韓国戦で初キャップ。ヤマハ発動機入社後の2007年、ワールドカップフランス大会出場。日本代表キャップ16、通算得点15(3トライ)。2016年サンウルブズで10試合出場、2トライ。176cm、85kg

◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆

★「ラグビー フランスリーグ TOP14」

ラグビー世界最高峰のプロリーグ「TOP14」。五郎丸歩選手が所属するRCトゥーロンの試合を中心に毎節2試合放送!

第17節:RCトゥーロンvsラ・ロシェル 1/28(土)深夜2:15~[WOWOWプライム]
※1/28(土)夜10:40~ WOWOWメンバーズオンデマンドで先行ライブ配信
ボルドー・べグルvsクレルモン・オーヴェルニュ 1/30(月)午前8:00~「WOWOWライブ]
※1/29(日)深夜0:40~ WOWOWメンバーズオンデマンドで先行ライブ配信

★「生中継!ラグビー欧州6カ国対抗戦 シックス・ネーションズ」

ヨーロッパのラグビー強豪6カ国が参加して行なわれる大会の模様を全15試合生中継!
2/4(土)~3/18(土) [WOWOWライブ]

 

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