【大西将太郎コラム#2】ワールドカップまであと2年。移籍という決断をする選手たち。

  • 2017/09/15

(写真:アフロ、Getty Images)

写真左より、タウェラ・カーバロー、マラカイ・フェキトア(GettyImages)、アーロン・クルーデン(写真:アフロ)

Bonjour、tout le monde. 
こんにちは、大西将太郎です。

ラグビー フランスリーグTOP14がついに開幕し、昨シーズン王者のクレルモン・オーヴェルニュがボルドー・べグル相手に敗戦。開幕節からアウェーで勝つことの難しさを再認識させられた。また、日本国内では、トップリーグの熱戦が毎週各地で繰り広げられている。週末はラグビーで始まり、ラグビーで終わる。
そこで第2回目となるこのコラムの内容は、各リーグ開幕前に話題の1つにあがる「移籍」について。

南半球の選手達がフランスリーグをはじめ、ヨーロッパへの「移籍」を語る中で、「お金」というキーワードはもちろん外せないが、そのほかに移籍のタイミングを語る上で、キーワードを挙げるとするならば、「ワールドカップ」、「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」の2つになるだろう。

ラグビー選手が自国の代表として、ワールドカップに出場することは「夢の頂」だ。4年に1度の大舞台でその夢を叶えた選手、惜しくもその夢に届かなかった選手が、ワールドカップ後に新しい夢、新しい居場所を見つけるため移籍を決断することはよくある話。また、昨シーズン、RCトゥーロンに加入した五郎丸選手のようにワールドカップがアピールの場となり強豪チームからオファーが届き移籍することもある。特に今年はワールドカップまであと2年となり、自分が次のワールドカップまで代表に残れるかを見極めて移籍するタイミングでもある。

そして、南半球のニュージーランド、オーストラリア、南アフリカの3カ国に関しては、「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」との対戦も移籍を決断する1つの重要な要素となる。日本ではあまり馴染みが薄いが、この南半球3カ国は、全英代表(イングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランドによる連合チーム)と言われるライオンズと4年ごとに1カ国ずつ対戦する。つまり、12年に1度しか訪れない機会なのである。だからこそ選手にとっては名誉であり、価値のあるものなのだ。今年を例に挙げてみると、ライオンズはニュージーランドに遠征を行った。その名誉ある試合にニュージーランド代表として試合に出場を果たした選手の中にも、試合後オールブラックスのジャージを脱ぎ、フランス行きを決断した選手たちがいた。モンペリエに加入したSO(スタンドオフ)のアーロン・クルーデン、ラ・ロシェルのSH(スクラムハーフ)タウェラ・カーバロー、RCトゥーロンにはCTB(センター)のマラカイ・フェキトア。その理由として考えられるのは、ニュージーランド代表ではあるもののライバルの対等によりスターターではなくなっただとか、一度はワールドカップを経験したなど、様々な要因が考えられるが、何より「ラグビー選手として価値が一番高いとき」にという思いからで、彼らはラグビー人生で最も大きな決断をしたと言えるだろう。

南半球における有名選手の移籍タイミングだけをみると、このように2つの理由が大きな要素なのだが、そのうちの1つ、ライオンズツアーの後である今シーズンは特に有名選手の移籍が多かった。要するに、チームの戦力に大きな変化が現れるシーズンだということである。もちろん「移籍」は南半球からの選手だけではない、ヨーロッパの様々な国からや、フランスリーグ内での移籍ももちろんある。移籍してきた選手がどのようにチームに影響を与え、どのような結果を新たに生み出すのか。それは、フランスリーグTOP14、今シーズンの楽しみの1つでもある。

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