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プレーオフ2013

2012-2013 NBA FINAL

2013NBAファイナル現地レポート
WOWOW NBA ONLINEナビゲーター
佐々木クリスが熱狂と興奮の現地からレポート!!
2013.6.10 ファイナルの模様を現地からお届け!
佐々木クリスのUSAレポート2013 #6

 みなさん、こんにちは!マイアミに着いて何日目でしょうか?正直曜日の感覚が薄れてきている佐々木クリスです(笑)

 カレンダーが完全にファイナルに置き換えられていて、今日は試合の日、今日は取材の日、という区別しかついておりません。。今日ハッキリわかっていたことは青空が気持ち良い!という事と、今夜はGame2!という事ぐらい。でも、それで良いんです。それで、許して下さい!

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 という訳で今日は試合の日。Game2、結果はご存知の通りヒートが後半からギアをトップに持って行き、魅せ場満載の内容で勝利。いやー、こういうヒートを観ちゃうと世界中のファンの多さに納得。というかファンになっちゃうよなぁ。レブロン、静かな前半でしたが、相変わらずゲームの全てにわたって爪跡を残す様は圧巻でした!そして、スプリッターへの素晴らしいブロック!ブロックしたあとは時が止まった様に仁王立ちしてましたが、2、3秒でハッと我に帰りフロントコートまで猛烈なスピードで駆け込むところがお茶目にも感じました。

 さて、話は変わって、NBAのロッカールームは写真NGなのですが、ヒートのロッカールームとアリーナのコートをつなぐエリアは撮影OK!今回はこのエリアをみなさんにご紹介!

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 まず、ロッカールームを出てすぐ、今日の試合と同じような気合の入ったレブロンの特大写真を発見!

 書かれた文字は、「火にかけられ、ハンマーと鉄床の間で鍛え上げられた」の意味。このホールの様な真っ赤な廊下(ロッカールームも真っ赤な絨毯です)にはモチベーションを高める様々な写真や言葉が掲げられており、球団の栄光の歴史と現在を感じることが出来ます。

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 レブロンの写真を通過して、先に進むにはチャンピオンシップのトロフィーが大きくプリント(プリントと言うには豪華…)されたドアを通過します。選手達は毎日、毎日、プレシーズンキャンプから、このトロフィーを目に焼き付けて、最終目標を刷り込んでここまで来たのでしょう。ちなみに去年の優勝セレモニーの特大写真もありました。去年初めてトロフィーを掲げたレブロンの子供のような無邪気な顔を今夜改めて思い出しました。

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 なかなか観る機会はありませんが、コートに抜けるこの廊下で選手達は最初の円陣を組みお互いを鼓舞し合う掛け声を出しています。

 そして、鼓舞と言えばハーフタイムレポートでもお伝えした、ロックバンド、ザ・ホワイト・ストライプスの「セブン・ネーション・アーミー」にのせて選手紹介。国家斉唱の後に行われますが、もはや今シーズンのヒートのテーマ曲とも言えるこの曲。観客も総立ちで、リズムにのせて大合唱。この時にバードマンことクリス・アンダーセンとマイク・ミラーは(3Pの雨を降らせる為の)雨乞いの儀式をしているそうで、1度はベンチ付近で見てみたいものですが、その他の選手達も思い思いのゲン担ぎやハンドシェイク(仲間同士でやる特殊な動きを入れた握手)をしています。マリオ・チャルマーズに至ってはチームメイトひとりひとりと違ったハンドシェイクをするそうです。14人分…良〜くそんなに覚えられますね(笑)

 マイク・ミラー、レイ・アレン(紹介の時にランニングマンという名前のついたダンスをする)共にいいところで3Pの雨を降らす事の成功。そしてチャルマーズも活躍して完勝したヒート。元々ゲンなど担ぐ必要のない程強いのだけれど、今夜は報われたようです。

 その他にも良〜く、選手たちを見ていると、スコアラーやタイムキーパーのテーブルに行き、スタッフと拳を突き合わせたり、握手したり。試合中のタイムアウトでお客さんを盛り上げるヒートのエンターテイメントチームの男性が下がって行く時には、レブロンが労をねぎらうようにハイタッチをして送り出しているのも発見。なかなか見られない小さな事ですが、こういう繋がりもホームコートの良さ。そして、みんなでファンに楽しんでもらおうという気持ちの現れ。何より選手達が試合における全ての過程を楽しんでるのだと感じました!

 シリーズ1勝1敗。舞台はサンアントニオに移ります!今夜は大敗でしたが、敵地で1勝できたスパーズは決して悪くないと思っているでしょう。僕が気がかりなのは、何処と無くヒートは立場的に追い込まれないと本領を発揮してこないところ。常に最高のパフォーマンスをどんな相手にも48分間、毎試合観せて欲しい!真の常勝チームになるにはまだまだ精神面で成長の余地が有るのではないでしょうか?もっともっと、このシリーズが進むに連れて成長するチームの姿が是非観たい!長いシリーズになりそうですね!ファイナルレポートも引き続きお楽しみに!Stay tuned!



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