2013.6.9 ファイナルの模様を現地からお届け!
佐々木クリスのUSAレポート2013 #5
Hola?!みなさんこんにちは!佐々木クリスです。
やっと、やっとマイアミ晴れました?!! まぁそれはそれで陽射しがめちゃくちゃ熱くてあまり外に居れない感じなのですが、嬉しい!昨日の嵐が雲を吹き飛ばしてくれたのでしょう。気分もラテンで開放的。この方が良いよね(笑)あとでプールにも入っちゃおう!
さて、今回のNBAファイナル2013は、僕にとって昨年に続き2回目のファイナル取材です。今年も世界中からメディアが取材に訪れてますが、現地メディアはもちろんインターナショナルの方々も去年と同じ顔を沢山みます。滞在先もNBAが手配してくれる同じホテルで、1日に1回は必ずアリーナや、ホテルに用意されたメディアホール(軽食やドリンクが振舞われる)で顔を合わせるので知り合いになることもしばしば。中には何十年とNBAの取材をしてる方もいらっしゃるんです。
今日もアリーナにヒート&スパーズの取材に行って来ましたが、試合まで2日空くとあってメディア同士の交流も多く感じました。少なくとも僕はそうでした(笑)
まず、地元ヒートを応援する局からインタビューを受け、このファイナルの意味と取材する事についてストレートに聞かれたのですが、油断してると次は「47の言語で今回のファイナルは発信されているけど、10の言語を挙げられる?」とまさかのカーブを投げてきた! 5しかとっさに答えられなかった。。冷静に考えると10以上は言えるけど、5って…恥ずかしい… さらに「レブロンが速攻でものすごいダンクを決めたら放送上あなたの言語でなんていう?」と切れ味鋭いスライダーで追い込まれました(笑)。お姉さん、あなたなかなかやるよ。。全部終わってから「困っちゃったよ」と言ったら、「それが狙いなのよ」と言いながらさっそうと次のターゲットに移って行きました!
僕もその後、選手の取材に加えフランスのジャーナリストにインタビュー。囲み取材の時などは、場所取り&マイクの腕伸ばしなど結構肉弾戦なのですが、ゆっくり話を出来る時間はみんないい人。少なくとも今のところは取材と言っても快く引き受けてくれます。
コート上の囲み取材はもちろんですが、ロッカールームも試合の前後にメディアが取材OKなのですが、こちらは特にアウェーのチームが大変です。アリーナのホームとアウェーのロッカールームの広さは天と地ほど違います。アウェーはメディアが入ると揉みくちゃ。それを見たダニー・グリーンは「なんだ俺らはフットボールチームか?ロッカーが一杯になっちまったよ」とみんなを笑わせてました。
実は他の世界の一流スポーツに比べてもNBAはメディアに対してオープン。他のスポーツはロッカールームに入れることがまずない。そして他の記者も言っていたのですが、メディア対応のコート上でも、ロッカールームでも時間があればKOBEだろうと1on1でのインタビューだって可能という事。これって結構すごいですよね!敬意を払った質問である事はもちろん必要ですが、僕も結構個人的に気になる事を1on1で聞いちゃってます(笑)
いつかはレブロンにだって!今は公式会見で僕の質問に参っているようだけど、watch out, here I come! 気を付けないと直接聞いちゃうよ?(笑)
明日はGame2。流石にヒートが死に物狂いで勝利をもぎ取りにくるでしょう。各国メディアとも6戦、7戦までもつれる好シリーズを予想してました。僕は地元ヒートの局にサンアントニオが優勝すると思う、と言ってしまいました(笑)マイアミから無事に帰れるでしょうか。。無事を祈ってて下さい!
それではみなさん、また明日!stay with us on WOWOW!
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