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プレーオフ2013

2012-2013 NBA FINAL

2013NBAファイナル現地レポート
WOWOW NBA ONLINEナビゲーター
佐々木クリスが熱狂と興奮の現地からレポート!!
2013.6.14 ファイナルの模様を現地からお届け!
佐々木クリスのUSAレポート2013 #10

 イェーイ!今回もサンアントニオからお届け、佐々木クリスです!

 サンアントニオの1番の名所と言えば、映画でも有名なアラモ砦。そして2番目はリバーウォーク!毎日リバーウォーク沿いを歩いては、美味しいテキサス料理とメキシコ料理の掛け合わせたテクスメクスやステーキを頂いちゃってます(笑)ちょっと身体大きくなって帰るかも?

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 さぁて、今日も期待を裏切らないエキサイティングな1日!ゲーム前恒例のコートサイドレポートはなんと!NBAコミッショナー、デイビッド・スターン氏とコミッショナー代理、アダム・シルバー氏。来シーズンでコミッショナーとして30周年を迎えるスターン氏は、来年2月のオールスターでコミッショナーの席をシルバー氏に引き継ぐことが決まっており2人で来てくれました。

 レポートで本人から伺いましたが、スターン氏はマジック・ジョンソンvsラリー・バード、マイケル・ジョーダンの黄金期やデトロイトのバッドボーイズからレブロンの初チャンピオンシップまでNBAの全てを見てきた方。後からNBAの社員の方に伺ったのですが、スターン体制が始まった時は社員数24人…そこから現在の500人(中国社を除く)にまで成長させた手腕の持ち主で、今我々がNBAを楽しめるのもこの方がNBAを一流のリーグ、世界的なグローバルリーグに育てたから。そしてシルバー氏は今後のNBAの担う、昨シーズンの労使協定取りまとめに尽力、ロックアウト解除に大きく貢献した方で、今はもっぱらテレビ放映権に力を入れているそう。

 こんな2人を迎えるため、ネクタイにチーフといういつもとは違った装いで若干緊張もしつつお届けしましたが、NBAのスタッフからもコミッショナーが非常に楽しんでいたと報告を受けました。これは素直に嬉しかったです!

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 そして注目のGame4!ヒートにとってはDo or Die...勝つか全てが終わるかの大一番。ヒートのBIG3が85点を叩き出し快勝。この形のヒートはアンストッパブル。レブロンは最初の得点がFT、そして最初のFGがペイントの中と早い段階からアグレッシブな姿勢でした。やっぱりレブロンほどの選手でも、一度自分が放ったボールがリングを通過するのを見ると安心出来て自信にもなるのだと感じました。それ以降はこれまでの3試合とは打って変わって躊躇することなく、アウトサイドのシュートも沈めてきましたね。

 そして、ウェイド!ウェイド!ウェイド!オフェンスは言わずもがな、デフェンスでもBIGプレーを連発。なにより相手のパスやドリブルを手にかけて簡単にプレーをさせないディフレクションの多さが、非常に積極的に動けていた事を物語っていたと思います。ここぞと言う時にはしっかりステップアップ、流石です。

 一方スパーズのBIG3は静かな印象。前半のパーカーは素晴らしい活躍で怪我の影響を感じさせませんでしたが、ティム・ダンカンは数字以上のインパクトを残せなかったし、シリーズを通して気になっているジノビリも奮起し切れなかった…実は今シーズンはレギュラーシーズンの数字もルーキーシーズン以来の低水準。マヌがここままでは残り3試合のうち2試合を取ることは相当厳しいでしょう。

 スモールラインアップを増やし、ニールやグリーンへの比重とプレッシャーを多くさせたヒートのディフェンスのアジャスト(調整)もあっぱれ。

 シリーズ2勝2敗、さーこれでまたシリーズの行方が分からなくなりましたねぇ!Game4でヒートが敗れていたら、スパーズが5戦目で決めてしまっただろうし、勝った事でGame7までもつれる可能性も高くなってきました。1戦1戦チームのダイナミックス、優劣がシーソーのように傾く…ヒートは前にも書きましたが、アクセルを踏んでは離す、踏んでは離すでここまで来ており、良い状態を持続出来るかが今後のキーポイント。スパーズはパーカーが下がった時間帯にゲームコントロールを期待されるジノビリの活躍、これが絶対条件です。

 今まではただの序章に過ぎなかったのか?スターン氏の最後のファイナルとして、いつまでも記憶に刻まれる名シリーズとなるか?楽しみはまだまだこれから!Stay right here everyone!

 あ、因みに今日も雷を伴う雨が降りました…担当ディレクターの雨男パワー恐ろしや…(笑)



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