デトロイト・ピストンズは現地12日、敵地でトロント・ラプターズと対戦。第4Qの16点差をひっくり返し、102対101で逆転勝ちを収めた。

　ピストンズは66対82で第4Qを迎えると、徐々に点差を縮め、残り47.9秒にケンテイビアス・コールドウェル・ポープのプルアップジャンプシュートで、ついに99対101の2点差に詰め寄った。さらに残り13.2秒の場面で、この日11本中10本のスリーポイントシュートを外していたコールドウェル・ポープの長距離砲が大当たりし、逆転に成功した。

　ラプターズも最後のポゼッションでデマー・デローザンがシュートを放つもリングに嫌われ、ピストンズの勝利が決まった。この日、21得点をマークしたコールドウェル・ポープは、「今日はフィールドからのシュートやスリーに苦しんだ。だから、円陣を組んだあとやハーフタイムのとき、みんなが『とにかくシュートを打ち続けろ』と言ってくれた」と仲間に支えられての決勝弾だったことを明かした。

　ピストンズは今季26勝29敗。トバイアス・ハリスがベンチからの出場でチーム最多の24得点、アンドレ・ドラモンドが10得点、18リバウンドの成績で貢献した。また、イシュマエル・スミスが15得点を記録している。

　敗れたラプターズは、デローザンが26得点、ヨナス・バランチュナスが17得点、9リバウンド。カイル・ラウリー、デマーレイ・キャロルがいずれも15得点の成績だった。ラプターズは直近14試合で10敗目を喫し、今季32勝23敗となっている。（STATS-AP）

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