現地1日に行われたウェスタンカンファレンス準決勝第1戦は、第3シードのヒューストン・ロケッツが、敵地で第2シードのサンアントニオ・スパーズに126対99で圧勝。トレバー・アリーザが23得点、ジェームズ・ハーデンが20得点、14リバウンドをマークした。

　前半からアウトサイドからのシュートが大当たりしたロケッツは、試合を通じて50本中22本のスリーポイントシュートに成功。スパーズのプレーオフの対戦相手として、試投数、成功数ともに史上最多を記録した。

　ハーデンは「前回の（オクラホマシティ・サンダーとの）シリーズは、もっとゴリゴリだった。スリーがあまり決まらなかったので、ペイント内で得点しなければいけなかった。今回は今のところ、相手がスリーのチャンスを与えてくれている」と語った。

　ロケッツは前半だけで12本のスリーを沈め、前半に一時30点リードを奪うと、後半には最大39点差とスパーズを突き放した。この試合では6選手が2ケタ得点の活躍を見せている。

　スパーズは、エースのカワイ・レナードが21得点をマークしたが、ロケッツの好守に阻まれ、フィールドゴール（FG）は14本中5本の成功にとどまった。トニー・パーカーとジョナソン・シモンズが11得点だった。グレッグ・ポポビッチ体制下のスパーズにとっては、これが最大点差でのシリーズ初戦黒星となっている。

　第2戦は3日に、引き続きサンアントニオで行われる。（STATS-AP）


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