20得点11アシストを記録したS.カリー（写真提供：Getty Images）

　現地16日にオラクル・アリーナで行われたクリーブランド・キャバリアーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズは、ウォリアーズが126対91で圧勝し、今季2度目となる昨季NBAファイナルの再戦を制した。シーズンMVP2回受賞のステフィン・カリーは、スリーポイントシュート5本成功で20得点、今季自己最多タイの11アシストをマークした。

　昨季ファイナルで3勝1敗から逆転負けを喫し、クリスマスゲームでも14点リードをひっくり返され、キャブスに109対108の劇的勝利を許したウォリアーズ。気合い十分で臨んだこの試合では、カリーのほかにクレイ・トンプソンがスリー5本成功で26得点、ドレイモンド・グリーンが11得点、13リバウンド、11アシスト、自己最多タイの5ブロックで今季3度目のトリプルダブルを記録した。ケビン・デュラントは21得点、6リバウンド、5アシストで援護した。

　この試合では、グリーンとキャブスのレブロン・ジェームズの因縁が再燃。52対35とウォリアーズリードで迎えた前半残り6分55秒、レブロンは、腕を伸ばして攻撃を阻止しようとしたグリーンと激突し、コート中央付近で倒れた。審判はグリーンに対し、フレグラントファウル（タイプ1）をコール。するとグリーンは、レブロンが大げさに倒れたとアピールし、不満感を示した。

　キャブスは、レブロンが18本中6本のフィールドゴール（FG）成功と苦戦し、20得点どまり。NBAファイナル第7戦を含め、過去2度の対戦で勝利を決定づけるシュートを決めているカイリー・アービングは17得点だった。

　チーム全体のFG成功率は35.2％（88本中31本）にとどまり、リバウンドもウォリアーズに58対35と圧倒された。ハーフタイムの時点で78対49と大量リードを奪われ、屈辱的な敗戦を喫した。（STATS-AP）

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