トロント・ラプターズは現地12日、地元でミルウォーキー・バックスを122対100で下した。同カード6連勝とし、直近13度の対戦で12勝目を挙げた。

　第2Qに26点の大量リードを奪ったラプターズ（17勝7敗）だが、バックスの猛反撃に遭い第3Q終了時に10点差に迫られた。しかし、第4Q開始から控えスイングマンのテレンス・ロスが7得点と奮起し、14対2のランをけん引。再び流れを引き寄せ、リードを広げた。

　第4Qのカギを握るランの中心となったロスは、シーズンハイの25得点をマーク。試合後、「勢いを取り戻さなくてはいけなかった。相手は奮起して猛攻を仕掛けてきたので、僕らは再びランを展開する必要があった。セカンドユニットがそれを助けたと思うよ」と胸を張った。

　デマー・デローザンがラプターズ最多の30得点、カイル・ラウリーは18得点、7アシストをマーク。チーム全体でフィールドゴール（FG）を50.6％の精度で沈め、スリーポイントシュートは56％の高確率を記録した。ラプターズは今季、FG成功率50％以上をマークした試合は、7勝1敗と好成績を残している。

　3連敗となったバックス（11勝12敗）は、ヤニス・アデトクンボが30得点、ジャバリ・パーカーが27得点をマーク。スリーは試合開始から13本連続で失敗し、試合を通しての成功率は16.7％と外からの攻撃に大苦戦した。

　ジェイソン・キッドHCは、リーグの強豪であるラプターズに楽にプレーをさせてしまったとし、「我々は無抵抗だった。守備は存在しないも同然だった」と厳しい口調で語った。（STATS-AP）

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