メンフィス・グリズリーズは現地10日、本拠地でゴールデンステイト・ウォリアーズに110対89で圧勝。マルク・ガソル、トニー・アレンがともに19得点をマークし、6連勝を飾った。

　グリズリーズ（17勝8敗）は、序盤から2ケタリードとスタートダッシュに成功し、61対38の大差でハーフタイムに突入。第3Qにウォリアーズの今季最大ビハインドとなる30点差に突き放すと、93対65の第4Q残り10分に相手の先発をベンチに引きずり下ろした。

　グリズリーズは、ザック・ランドルフとジャマイカル・グリーンが各14得点で援護するなど、7選手が2ケタ得点を記録。ガソルは、「最後まで気を緩めることなく、冷静さを保ち続け、アグレッシブにプレーした。負けないためではなく、勝つためのプレーをした」と語った。

　連勝が4で止まったウォリアーズ（20勝4敗）は、ケビン・デュラントが21得点、ステフィン・カリーが17得点をマーク。クレイ・トンプソンは8得点に終わった。カリーとトンプソンの“スプラッシュブラザーズ”は、合わせて28本中8本のフィールドゴール（FG）成功、スリーポイントシュートは14本中3本成功の大ブレーキだった。

　20勝3敗のリーグ首位でこの試合を迎えたウォリアーズだが、今季最低得点、今季ワーストのターンオーバー数（23）、FG成功率も今季最低クラスの44.2％を記録。トンプソンは、「全員がバラバラだったし、力ずくのプレーが多すぎた。序盤の時点で相手にリズムを奪われ、それが攻守の両方で影響してしまった」と、試合を振り返った。（STATS-AP）
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