通算得点でリーグ歴代9位に浮上したレブロン。（写真提供：Getty Images）

　クリーブランド・キャバリアーズは現地9日、地元でマイアミ・ヒートに114対84で圧勝。レブロン・ジェームズは27得点をマークし、通算得点でリーグ歴代9位に浮上した。

　レブロンは、第4Q残り6分58秒に節目のレイアップシュートを決め、通算得点2万7315得点でエルヴィン・ヘイズを抜き、リーグ歴代9位のスコアラーとなった。MVP4回選出のレブロンは、その約1分後に地元ファンの大喝采を浴びながら、この日の役目を終えた。

　試合は、第1Qに勝ち越しに成功したキャブスが、ハーフタイムに57対46と前半最大のリードを手にして後半へ折り返す。第3Q明けには、カイリー・アービングがスリーポイントシュート、レブロンがダンクシュートに成功。68対50とし試合を掌握すると、その後、さらにリードを拡大した。

　レブロンはそのほか8アシストもマークし、リーグ史上16人目、フロントコートの選手としては史上初となる通算7000アシストにあと4本と迫った。

　アービングは23得点。腰を傷め試合開始1時間前に出場が決まったケビン・ラブは、チーム最多の28得点、15リバウンドの活躍を見せた。キャブスは、3連敗のあとの3連勝とし、シーズン成績を16勝5敗とした。

　4連敗となったヒート（7勝16敗）は、控えのデリック・ウィリアムズがチーム最多の17得点をマーク。ゴラン・ドラギッチが15得点。平均17.6得点、14.7リバウンドのハッサン・ホワイトサイドは、第3Qの大半をベンチで過ごし、8得点、12リバウンドにとどまった。

　ヒートは、6選手が故障者リスト入りをしており、この日、ユニホームに袖を通したのは8選手のみ。試合前には、ユドニス・ハズレムが個人的な理由で欠場することが発表された。（STATS-AP）

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