現地5日にAT&Tセンターで行われたロサンゼルス・クリッパーズ対サンアントニオ・スパーズは、ブレイク・グリフィンが今季自己最多の28得点をマークし、クリッパーズが116対92で快勝。スパーズは2014年以来のホーム2連敗を喫した。

　クリッパーズは、ティップオフ直後こそ8点連取を許したが、スパーズのオフェンスを連続で阻止し、第1Qに18対10と逆転。あとは、最後までスパーズにリードを許さなかった。

　グリフィンは、前半に16本中12本のフィールドゴール（FG）成功で26得点をマークし、序盤のオフェンスをけん引。クリッパーズは、ハーフタイムの時点でスパーズ率いるグレック・ポポビッチHCの21シーズンで最大失点となる73得点を奪い、73対55の大量リードで後半へ折り返した。

　グリフィンは、「トランジションやイージーバスケットなど、オフェンスが非常にうまくいった。それに、C.P.（クリス・ポールが）が、シュートを打ちやすいところにパスを出してくれた」と試合を振り返った。

　クリッパーズはそのポールが9得点、10アシスト。ほかにもジャマール・クロフォードが16得点、JJ・レディックが14得点、ルーク・バー・ア・ムーテが13得点で貢献した。

　スパーズは、ラマーカス・オルドリッジが19得点、カワイ・レナードが14得点をマークしたが、両選手合わせて26本中わずか10本のFG成功にとどまった。

　スパーズがホームで2連敗を喫するのは、2試合連続でトリプルオーバータイムとなった2014年12月のメンフィス・グリズリーズ戦（116対117）、ポートランド・トレイルブレイザーズ戦（119対129）以来。

　レナードは、「2試合ともみすみす勝利を手放した感じがしている。でもミスから学ばなくてはならない。いいチームというのは、失敗から学ぶものだ」と語った。（STATS-AP）

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