2017年オールスターゲーム開催地変更にともない、多くの球団が名乗りを上げる中、ルイジアナ州ニューオーリンズが最有力候補となっていることが分かった。

　今年3月に成立したノースカロライナ州の法律では、トランスジェンターの人々に対し、出生証明書に記載された性別の公衆トイレの使用を義務付けた。NBAはこの差別的な法律に反発し、同州シャーロットで予定されていた2017年オールスターゲームの開催地変更を、現地21日に発表した。

　関係者によれば、2008年と2014年に続き、3回目のオールスター開催を目指すニューオーリンズは、NBAと交渉を詰めている段階にあるという。マサチューセッツ州ボストンやジョージア州アトランタも立候補しているものの、2月でも過ごしやすい気候と数多くの娯楽施設が揃うことから、ニューオーリンズが優位とみられている。（STATS-AP）

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