来季もウォリアーズでプレーする見通しとなったS.リビングストン。（写真提供：Getty Images）

　ゴールデンステイト・ウォリアーズは現地28日、チームが保持しているショーン・リビングストンとの来季契約オプションを行使し、同選手を引き止める意向であることがわかった。米スポーツ専門ケーブル局『ESPN』のウェブサイトが同日、関係者の話として伝えた。

　ウォリアーズが30日までにリビングストンをウェイブ（契約解除）した場合、来季の年俸は保証されていた300万ドル（約3億1,000万円）。しかし、同サイトによると、ウォリアーズは年俸570万ドル（約5億8,000万円）のチームオプションを行使し、270万ドル（約2億8,000万円）の節約よりも、ベテランポイントガードをチームにとどめる方針であることを、情報筋が確認したという。

　30歳のリビングストンは今季、78試合に出場して平均6.3得点、3.0アシスト、2.2リバウンドを記録。キャリア11シーズン通算で平均6.7得点、3.4アシスト、2.6リバウンドの成績を残している。

『ESPN』によると、リビングストンはテキストメッセージを通じ、来季もぜひウォリアーズに戻りたいとコメント。同チームでの時間が、勝つために必要なものと球団のカルチャーの重要性を知る機会を与えてくれたと、ウォリアーズへの思いを語ったという。

　また、今夏にオクラホマシティ・サンダーからフリーエージェントとなり、ウォリアーズも獲得を狙っているとされるケビン・デュラントにも触れ、デュラント自身と家族にとってベストな決断を下すべきと述べたと、同サイトは伝えている。

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