ゴールデンステイト・ウォリアーズとのNBAファイナルで第7戦に及ぶ激闘の末、クリーブランド・キャバリアーズにリーグ初優勝をもたらしたレブロン・ジェームズが、リオデジャネイロ五輪の米国代表候補入りを辞退する方向に気持ちが傾いていることが分かった。

　これは、米国の大手ポータルサイトが運営する『ヤフースポーツ』が現地20日、リーグ関係者の話として伝えたもの。レブロンはUSAバスケットボールに決断を伝えていないものの、代表チーム側はレブロンが辞退する前提で動いているという。

　2004年から米国代表メンバーのレブロンは、カーメロ・アンソニー（ニックス）、クリス・ポール（クリッパーズ）とともに五輪3大会に出場している3選手の中の1人で、バスケットボール強豪国の米国に欠かせない存在となっている。

　NBAでは、リオ五輪への不参加を表明するスター選手が相次いでおり、すでに2季連続シーズンMVPのステフィン・カリー（ウォリアーズ）が代表候補入りの辞退を発表。また、オクラホマシティ・サンダーのラッセル・ウェストブルック、ヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデン、サンアントニオ・スパーズのラマーカス・オルドリッジらも辞退しており、レブロンもこのリストに加わる可能性が高そうだ。

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