第4戦も一切の油断を見せないレブロン（右）。（写真提供：Getty Images）

　クリーブランド・キャバリアーズは現地10日、ゴールデンステイト・ウォリアーズと本拠地クイックン・ローンズ・アリーナでNBAファイナル第4戦を行う。第3戦は30点差で圧勝したものの、レブロン・ジェームズは「まだ生きるか死ぬかの試合」と、不利な状況は変わらないとした。

　キャブスは第3戦で、レギュラーシーズンを含めてのウォリアーズ戦の連敗を7でストップ。チームにも自信がついたように見えるものの、レブロンは第3戦と同じような気持ちで第4戦に臨まなければならないと強調。「1勝3敗で相手の本拠地に入り、相手に自信を与えるわけにはいかない。だからまだ、生きるか死ぬかの試合だ」と述べた。

　また、第3戦で30得点をマークし、勝利に貢献したカイリー・アービングは「成長過程にある選手として、自分は感情的になることを捨てなければならなかった。そして、このリーグでチャンピオンになること、偉大な選手になったりするのは簡単なことではないと実感する必要があった」とコメント。レブロンのような素晴らしい選手とともにプレーできることは、自分のキャリアの大きな助けとなっていると語った。

　なお、第4戦の先発メンバーについて、タイロン・ルーHCは当日の正午まで決めないとし、脳震とうにより第3戦を欠場したケビン・ラブの回復具合によって変わることを示唆。「NBAファイナルでプレーすることは夢であり、このステージで（脳震とうと）戦わないといけないのは苦しいだろう」と同情を示していた。（STATS-AP）

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