32得点を挙げてウォリアーズを圧倒したレブロン。（写真提供：Getty Images）

　東の王者クリーブランド・キャバリアーズが現地8日、本拠地クイックン・ローンズ・アリーナで西の王者ゴールデンステイト・ウォリアーズとNBAファイナル第3戦を行い、120対90で圧勝。シリーズを1勝2敗とした。

　負ければ後がなくなるキャブスは、今プレーオフを通じて圧倒的な強さを見せているホームで序盤から積極的な攻守を見せ、51対43のリードで前半を終了。22点までリードを広げた第3Qには、カイリー・アービングのアリウープパスをレブロン・ジェームズが高い跳躍から豪快にリングに叩き込むなど、キャブスの復活を象徴するようなシーンもあった。

　レブロンは32得点、11リバウンド、アービングはわずか10得点に終わった第2戦から復調し30得点をマーク。JR・スミスがスリーポイントシュート5本成功で20得点、トリスタン・トンプソンは14得点、13リバウンドとゴール下で奮起した。脳震とうからの復帰が待たれるケビン・ラブに代わって先発を務めた35歳のリチャード・ジェファーソンは、33分間プレーし、9得点、8リバウンドで貢献した。キャブスはプレーオフに入ってからのホームでの連勝を8に伸ばしている。

　第3戦を「食うか食われるかの試合」と呼んでいたレブロンは、「コーチが素晴らしいゲームプランを用意し、チームはそれを48分間遂行した」とコメント。「10日の試合でも同じように全力を尽くす必要がある」と語り、気持ちは次の試合に向いている。キャブスは10日に本拠地で行われる第4戦で、シリーズ2勝2敗のイーブンを目指す。

　一方、敗れたウォリアーズは、シーズンMVPのステフィン・カリーが前半をわずか2点に封じられ合計19得点、ハリソン・バーンズは18得点、クレイ・トンプソンは10得点だった。同カードは今シリーズを含めて7連勝と相性は良かったが、死に物狂いのキャブスに序盤からペースを握られた。

　スティーブ・カーHCは、「我々はソフトだった。ソフトだと、相手にリバウンドで負けるし、ターンオーバーをやってしまう」と、敗因について語った。（STATS-AP）

Not Found

●試合結果データはこちらから＞＞
●試合結果一覧はこちら＞＞
●プレーオフ特集ページはこちら＞＞

• 新加入のC.アンソニー、サンダーでは先発パワーフォワードで起用
  2017-09-27
• D.ウェイド、キャブスとの契約を決断か　レブロンと再タッグへ
  2017-09-27
• ブルズがN.ミロティッチとの再契約を発表
  2017-09-27
• T.J.ウォーレンがサンズと延長契約合意と報道、4年5000万ドル
  2017-09-26
• サンダーR.ウェストブルック、オクラホマシティは「自分がいたい場所」
  2017-09-26
• レブロンがウェイドとの再タッグやトランプ大統領について言及
  2017-09-26
• K.デュラント、トランプ大統領の発言に抗議したNFL選手を支持
  2017-09-25
• D.ウェイドがブルズとバイアウトに合意、複数球団が獲得に興味か
  2017-09-25
• バックス、J.アンソニーらベテラン2人をキャンプに招待
  2017-09-25
• サンズ、A.ウィリアムズが半月板の部分断裂
  2017-09-24

ニュース一覧へ