インディアナ・ペイサーズのエース、ポール・ジョージが、今年8月に開催されるリオデジャネイロ五輪について、体力面での不安を口にしながらも、出場を目指していると語ったことが分かった。米スポーツ専門ケーブル局『ESPN』のウェブサイトが、現地2日に報じている。

　ジョージは2014年、米国代表チームの公開練習試合中に、右脚を開放骨折するという大ケガに見舞われ、2014-15シーズンの大半を棒に振った。しかし、今季は81試合に出場し、キャリアハイの1試合平均23.1得点をマークするほどに回復している。

　ジョージは、同局とのインタビューで、ケガから回復するのに十分な時間がなかったと振り返り、休みが必要だと思ったことを明かしている。そして、これまではシーズンを終えた直後に五輪に挑みたくないとしていたが、周囲や自分自身がゴーサインを出していることから、出場を目指したいと話した。

　26歳のジョージは、今年1月に発表されたリオ五輪に向けた米国代表の最終候補に残っている。USAバスケットボールのジェリー・コランジェロ代表は、五輪代表メンバー12名は6月に明かす予定としている。

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