昨季王者に記録的圧勝でシリーズ2勝1敗としたサンダー。（写真提供：Getty Images）

　ウェスタンカンファレンス第3シードのオクラホマシティ・サンダーは現地22日、第1シードのゴールデンステイト・ウォリアーズとカンファレンス決勝第3戦を行い、133対105で圧勝。プレーオフ最多得点のフランチャイズ記録に並び、圧巻のワンサイドゲームでシリーズ2勝1敗とリードした。

　サンダーは、ケビン・デュラントが33得点、ラッセル・ウェストブルックが30得点、12アシスト、8リバウンドをマーク。サージ・イバカは14得点、8リバウンドで貢献した。

　試合は、第2Q残り約8分の時点で40対40の同点だったが、そこからサンダーがハーフタイムまでの残り時間を32対7と圧倒。途中、ウォリアーズのドレイモンド・グリーンがスティーブン・アダムズの股間を蹴ってフレグラントファウル（タイプ1）をコールされると、会場のボルテージは最高潮となり、サンダーが一気に畳み掛けた。

　サンダーの勢いは後半に入っても収まらず、第3Qには45得点を記録。最終クオーターを残して117対80とし、大勢が決した。リバウンドも持ち前の強さを取り戻し、52対38とウォリアーズを圧倒した。

　昨季王者のウォリアーズは、ステフィン・カリーがフィールドゴール（FG）17本中7本、スリーポイントシュートは11本中3本の成功で24得点。クレイ・トンプソンは18得点、グリーンはFG9本中1本成功の6得点に終わり、守備でも影響力を示せなかった。また、ウォリアーズは一時、今季ワーストの41点ビハインドを背負った。

　第4戦は24日、引き続きサンダーの本拠地チェサピーク･エナジー・アリーナで行われる。（STATS-AP）

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