ラプターズが東決勝初勝利！ キャブスは今プレーオフ初黒星
イースタンカンファレンス第2シードのトロント・ラプターズは現地21日、本拠地エア・カナダ・センターで行われたカンファレンス決勝第3戦で、第1シードのクリーブランド・キャバリアーズを99対84で下し、シリーズ初白星（1勝2敗）を挙げた。
ラプターズは、デマー・デローザンが32得点、ビズマック・ビオンボがプレーオフの球団記録となる26リバウンド、4ブロックをマーク。敵地での最初の2戦では、キャブスにペイントエリア内で合計106点を許したが、ビオンボの活躍により第3戦はわずか20点に抑えた。
デローザンは、ゴール下を支配したビオンボのパフォーマンスについて、「本当に素晴らしかった。彼の活躍なしでは、この勝利はなかっただろう」と、チームメイトをたたえた。
ラプターズは、8点リードの第4Q終盤にビオンボが6点を連取し、91対77と勝利を大きく引き寄せた。序盤にファウルトラブルに陥ったカイル・ラウリーは20得点、コリー・ジョセフが14得点、パトリック・パターソンとデマーレイ・キャロルがともに10得点を記録した。
今プレーオフで初めてスコアが100点に届かず、初黒星を喫したキャブスは、レブロン・ジェームズが24得点、JR・スミスが22得点。レブロンは、「今日は自分たちのバスケットボールができず、その代償を支払わされた」と話し、試合開始からフィジカルな攻撃をしかけられなかったと振り返った。
5アシストをマークしたレブロンは、プレーオフの通算アシスト数で現ミルウォーキー・バックスHCのジェイソン・キッド氏を抜き、歴代3位に浮上している。
カイリー・アービングは、19本中3本のフィールドゴール（FG）成功にとどまり13得点、ケビン・ラブは9本中1本のFG成功で3得点と、主力2選手が苦戦した。
23日の第4戦もエア・カナダ・センターで行われる。（STATS-AP）
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