右ひじを痛めながらもチームの勝利に貢献したS.カリー（右）。（写真提供：Getty Images）

　ウェスタンカンファレンス第1シードのゴールデンステイト・ウォリアーズは現地18日、本拠地オラクル・アリーナで行われたカンファレンス決勝第2戦で、第3シードのオクラホマシティ・サンダーを118対91の大差で下した。

　ウォリアーズは、シーズンMVPのステフィン・カリーが、8本中5本のスリーポイントシュートを成功させ、28得点をマーク。第1Qにボールを追って観客席に飛び込み、会場をヒヤリとさせる一幕もあったが、右ひじに大きなコブを作りながらも、第3Qの2分弱の間に1人で15点を連取し、76対59のリードに貢献した。

　カリーは気になる右ひじの状態について、「ひじは大丈夫」とコメント。「テニスボールが上に乗っかってるみたいだけど…　問題はないはずだ」と、深刻なケガではないことをアピールした。

　クレイ・トンプソンが15得点、アンドレ・イグダーラが14得点。フェスタス・イジーリが今プレーオフ初の2ケタ得点となる12得点、マリース・スペイツが13得点を記録した。ウォリアーズは連敗を回避し、シリーズを1勝1敗のタイに戻している。

　サンダーは、ケビン・デュラントがチーム最多の29得点だったが、後半はわずか6得点どまり。ラッセル・ウェストブルックは、16得点、12アシストの成績だった。また、今季5度目の対戦にして初めて、リバウンド数でウォリアーズを下回った。

　サンダーのビリー・ドノバンHCは、「相手は攻守ともに非常に勢いがあった。カリーを自由にさせてしまった場面がいくつかあった」と、試合を振り返った。

　第3戦は、サンダーの本拠地チェサピーク･エナジー・アリーナで22日に行われる。（STATS-AP）

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