オーランド・マジックの新指揮官候補に、インディアナ・ペイサーズ前HCのフランク・ボーゲル氏の名前が挙がっていることが明らかになった。米スポーツ専門ケーブル局『ESPN』のウェブサイトが現地14日に報じた。

　マジックは11日、スコット・スカイルズHCが就任からわずか1年で電撃辞任。一方のペイサーズは今月初め、来季に向けてボーゲル氏との契約を更新しないことを発表していた。

　同サイトによると、マジックのロブ・ヘニガンGMは、地元紙『オーランド・センチネル』に対し、まだ候補者リストをまとめていないとしながらも、ボーゲル氏に接触する予定であることを明かしたとのこと。

　新監督の選考にあたっては、守備を最優先事項としているが、NBAでの監督経験は必須ではないという。また、プレーヤーの育成を重視し、選手と長きにわたる関係を築ける人材を求めているようだ。

　ボーゲル氏は、2010-11シーズン途中にペイサーズの指揮官に就任すると、今季までの5シーズン余りでレギュラーシーズン通算250勝181敗、プレーオフでは通算31勝30敗を記録。なお、関係者によると、HCのポジションが空席となっているニューヨーク・ニックスは、すでに同氏の代理人に接触しているという。

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