NBAは現地22日、最も成長が著しかった選手に贈られるモスト・インプルーブド・プレーヤー（MIP）を発表。ポートランド・ブレイザーズのガード、C.J.マッカラムが選出された。

　NBA3年目の今シーズンに先発に昇格したマッカラムは、80試合に出場して平均20.8得点、3.2リバウンド、4.3アシストをマーク。平均得点を昨シーズンから14得点以上も上積みし、トニー・キャンベル（元ティンバーウルブズほか）が1988-89シーズンから1989-90シーズンに6.2得点から23.2得点にアップさせて以来最大の伸び幅を記録した。

　また、スリーポイントシュートはリーグ9位の197本を成功させたほか、79試合で2ケタ得点を記録。オフに先発4選手を放出し、再建モードに突入したと思われていたチームを、44勝38敗のウェスタンカンファレンス5位に導き、プレーオフ進出に貢献した。

　ブレイザーズのニール・オルシェイGMは、「彼はこれからの長いキャリアで様々な賞を獲得するだろう」と今後のさらなる活躍に期待した。ブレイザーズの選手がMIPに輝くのは、ケビン・ダックワース、ザック・ランドルフに続き3選手目となる。

　マッカラムは、北米のスポーツ記者と報道関係者130人の投票で、1位票を101票集め、559ポイントを獲得。2位は166ポイント（1位票7）を獲得したシャロット・ホーネッツのケンバ・ウォーカー、3位は99ポイント（1位票4）を獲得したミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボ、4位には昨季MVPに輝いたゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが入った。（STATS-AP）

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