ウェスタンカンファレンス第1シードのゴールデンステイト・ウォリアーズと第8シードのヒューストン・ロケッツは現地21日、ロケッツの本拠地トヨタセンターに舞台を移し、プレーオフ1回戦（7回戦制）第3戦を行う。

　シリーズ2勝0敗としているウォリアーズは、右足首を負傷しているステフィン・カリーの出場がいまだ未定。第1戦で同個所を痛め、第2戦を欠場したカリーは、20日のチーム練習に参加した。しかし、第3戦の出場の可否については、「現時点の感触から言うと、恐らくプレーはできない。でも明日になったら、変わっている可能性もある」と、当日の状況次第とした。

　ウォリアーズは18日の第2戦、昨季シーズンMVPの欠場をものともせず、レギュラーシーズンにリーグ記録の73勝を達成したベンチ層の厚さを誇示し、115対106で快勝。クレイ・トンプソンが34得点、ドレイモンド・グリーンが12得点、14リバウンド、8アシスト、カリーの代役を務めたショーン・リビングストンが16得点をマークするなど、それぞれが自分の役割を果たした。

　グリーンは、「ステフ不在の穴を埋めるのは簡単なことではない。たとえ誰かが30得点を挙げたとしても、ステフがしていることや、このチームにもたらしていることをマネすることはできないんだ。彼は自分に相手の注意を引きつけるから、他のチームメイトがシュートを打てる」と述べながらも、リーグトップの選手層の厚さに胸を張った。

　ウォリアーズのスティーブ・カーHCは、カリーが100％のコンディションに回復していない限り、出場させる理由はないと話している。

　ウォリアーズが一丸となる一方で、ロケッツは、主力のジェームズ・ハーデンとドワイト・ハワードがかみ合わず、2連敗と劣勢に。

　ハワードは、ハーデンとの確執のうわさに異議を唱えているが、カメラは両者が口論を繰り広げている様子をキャッチ。ハワードは、「感情的になっていただけ。自分たちはバスケットボールをしていて、敗退したくないと思っているだけさ。険悪なことはない」と弁解した。

　しかし、ロケッツは早急に一致団結する必要がある。J.B.ビッカースタッフ暫定HCは、ウォリアーズがどれほど優秀なチームか理解しているとし、「相手の2倍ハードにプレーをして、勝利を狙う必要がある」と第3戦に向けた決意を口にした。（STATS-AP）

Not Found

●プレーオフ特集ページはこちら＞＞

• 新加入のC.アンソニー、サンダーでは先発パワーフォワードで起用
  2017-09-27
• D.ウェイド、キャブスとの契約を決断か　レブロンと再タッグへ
  2017-09-27
• ブルズがN.ミロティッチとの再契約を発表
  2017-09-27
• T.J.ウォーレンがサンズと延長契約合意と報道、4年5000万ドル
  2017-09-26
• サンダーR.ウェストブルック、オクラホマシティは「自分がいたい場所」
  2017-09-26
• レブロンがウェイドとの再タッグやトランプ大統領について言及
  2017-09-26
• K.デュラント、トランプ大統領の発言に抗議したNFL選手を支持
  2017-09-25
• D.ウェイドがブルズとバイアウトに合意、複数球団が獲得に興味か
  2017-09-25
• バックス、J.アンソニーらベテラン2人をキャンプに招待
  2017-09-25
• サンズ、A.ウィリアムズが半月板の部分断裂
  2017-09-24

ニュース一覧へ