34得点を挙げた“プレーオフモード”のレブロン。（写真提供：Getty Images）

　クリーブランド・キャバリアーズは現地11日、地元でアトランタ・ホークスを109対94で退け、イースタンカンファレンス第1シードが確定した。レブロン・ジェームズが第3Qまでの出場で34得点、カイリー・アービングも35得点とハイスコアをたたき出した。

　レブロンは、第3Qだけで19得点を荒稼ぎ。同Q終盤にこの日の役目を終えてベンチに下がると、今度はアービングが第4Q明けの4分間で10得点をマークした。ケビン・ラブが10得点、14リバウンドを記録している。

　シーズンMVP4回受賞を誇るレブロンは、数週間前に"プレーオフモード宣言"をして以来、勢いが止まらず。この試合では、16本中13本のフィールドゴール（FG）成功、全5本のフリースロー成功、6リバウンド、6アシストとオールラウンドに活躍した。また、過去10試合では、平均28.4得点、FG成功率63％、スリーポイントシュート成功率は約52％と、プレーオフに向け調子を上げている。

　レブロンは、レギュラーシーズンからポストシーズンへの切り換えのタイミングについて、「ただの直感だ」とコメント。試合や時期が関係しているわけではないとし、「いつスイッチを入れたらいいかが分かるんだ。そしてチームのためにそれをすることができた」と語っている。

　ホークスは、過去20戦で15勝5敗と勢いに乗っていたが、連勝が3でストップ。ケント・ベイズモアが23得点、ジェフ・ティーグが21得点の成績だった。

　なお、同日にシード順を争うボストン・セルティックスが敗れたため、最低でもプレーオフ1回戦のホームコートアドバンテージを得られる、第3シードか第4シードでのフィニッシュが決まった。（STATS-AP）

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