ウォリアーズのホーム連勝記録を止めたセルティックス。（写真提供：Getty Images）

　ゴールデンステイト・ウォリアーズは現地1日、本拠地オラクル・アリーナでボストン・セルティックスに106対109で惜敗。リーグ記録を更新していたレギュラーシーズンのホーム連勝が54で止まった。

　ウォリアーズがホームで黒星を喫するのは、2015年1月27日のシカゴ・ブルズ戦で延長戦の末に111対113で敗れて以来、約14カ月ぶり。今季はホーム36連勝と、地元では開幕から負けなしだった。

　シーズン成績は68勝8敗となり、リーグ記録の72勝をマークした1995-96シーズンのブルズを超えるには、残り6戦で5勝を挙げる必要がある。

　第4Q終盤は、ウォリアーズがセルティックスを僅差で追い掛ける展開となった。ウォリアーズは、ショーン・リビングストンが残り46.9秒にフリースロー2本を沈め103対105と2点差に追いつけば、守ってはドレイモンド・グリーンがアミア・ジョンソンのボールをスティール。マイボールとし、次の攻撃で同点以上とするチャンスをつかんだ。

　ところがタイムアウト明けの攻撃では、グリーンがハンドリングをミスし、残り23秒に痛恨のターンオーバー。一方のセルティックスは、エバン・ターナーのフリースロー2本で残り18秒に4点リードとする。

　ウォリアーズは、ステフィン・カリーのアシストでハリソン・バーンズがスリーを決め、106対107の1点差と逆転圏内に。しかし、残り8.3秒にアイザイア・トーマスがドライビングレイアップシュートで貴重な追加点を挙げ、セルティックスが3点差に突き放した。

　最後のウォリアーズの攻撃でボールはカリーに渡ったが、同点を狙ったロングのスリーポイントシュートは決まらず。オフェンスリバウンドを取ったバーンズが残り0.2秒に一か八かで放ったスリーも外れ、今季ホーム初黒星を喫した。

　カリーは8本のスリーに成功するなど、29得点を記録。チーム全体で22ターンオーバーを記録したが、そのうち9つがカリーによるものだった。ミスからセルティックスに27得点を献上したことが、敗戦の大きな要因となった。

　セルティックスは、トーマスが第3Qに18得点を荒稼ぎし、22得点でチームを引っ張った。ターナーが21得点、ジャレッド・サリンジャーが20得点、12リバウンドをマークした。（STATS-AP）

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