ゴールデンステイト・ウォリアーズは現地18日、敵地でダラス・マーベリックスを130対112で退け、7連勝を飾った。

　ウォリアーズは、昨季シーズンMVPのステフィン・カリーが、第1Q終了時にスティールからロングシュートのブザービーターを決めるなど、31得点をマークした。“スプラッシュブラザーズ”の相棒クレイ・トンプソンは、スリーポイントシュートが15本中10本の成功と大当たりし、チーム最多の39得点を記録。また、5点リードの第4Q残り約3分には、試合のカギとなる長距離砲を決め、マブスの反撃を断ち切った。

　リーグ首位のウォリアーズは、シーズン成績62勝6敗。68試合を消化した時点で、リーグ記録の72勝を達成した1995-96シーズンのシカゴ・ブルズのペースを2ゲーム上回っている。

　得点のほかに10アシスト、9リバウンドを記録したカリーは、「72勝まであともうすぐ。自分たちは、正しいやり方でそこにたどり着きたい」とコメント。「でも、新年を迎えた時の目標は、プレーオフに向けてさらに成長し続け、本領を発揮することだった。オールスターブレイク以降もそうだ。その方向には向かっていると思う」と語った。

　ウォリアーズは、翌19日に敵地でサンアントニオ・スパーズ（58勝10敗）とのリーグ2強対決を控えている。スパーズの本拠地AT&Tセンターでは、1997年2月14日の勝利を最後に32連敗中。それを断ち切り、昨季から続くスパーズのホーム43連勝を止められるかに注目が集まる。

　マブスは、ダーク・ノビツキーが24得点、JJ・バレアが16得点、7アシストをマーク。終盤にウォリアーズを脅かしながらも直近8試合で7敗目を喫し、シーズン成績34勝35敗と昨年11月11日以来の借金生活に突入した。

　後半に右ひざを痛めながらプレーを続行したウェスリー・マシューズは、「残り13試合を今日のように戦えば、8割の相手には勝てるはずだ」と、敗れはしたもののチームの戦いぶりに手応えを感じていた。（STATS-AP）

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